- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ヘルタースケルター」レビュー☆
2012年07月15日 23:06
沢尻エリカ主演他。最高のショーを、見せてあげる。美・名声・金・愛の欲にまみれた芸能界で光り輝くトップスターへ上りつめた、りりこ(沢尻エリカ)。しかし、彼女には誰にも言えない【究極の秘密】があった・・・「もとのままのもんは、骨と目ん玉と髪と耳とアソコぐらい。あとは全部つくりもんさ」全身整形でつくりものの美を纏ったりりこは、突き刺さる羨望に灼かれながら、欲望渦巻く世界をめちゃくちゃに疾走していく。りりこが巻き起こす【事件】の真相とは?冒険の果てに辿り着く場所とは?全身整形のスターりりこが巻き起こす事件!衝撃と愛と極彩色のエンタテイメント!
5/10点!!原作読んでます。派手なプロモーションをされていましたが、結果はこれですか、って感じです(ΘoΘ;) 「呆れる」の一言に尽きます。原作に忠実に作っている割に、原作が持つ、独特の疾走感がないのは、随所で、監督である蜷川実花自身が邪魔をしているから。フォトグラファーの仕事がしたいなら、他でやって下さいという感じです。原作では、地味な伸二を、わざわざ金髪にする必要なんてないから(怒)加えて、蜷川本人が、何度も登場して映画の世界観から客を引き摺り出すなんて、言語道断です(怒)ティム・バートン監督なんかは、本人の色が強く出ていても、それが、より良いスパイスとなって作品を盛り上げている良い例ですが(比べるのも失礼ですが)、蜷川実花は、本人の色が出る度に萎えます。たぶん、二人の違いは、個性を出すタイミングと、圧倒的な映画監督としての才能だと思います。数秒や、ワンシーンのみを切り取って観ると、美しく仕上がっている様に見えるのですが、通しで見ると、まさに映画自体がヘルタースケルター。沢尻エリカは、この役には適役だと思いますが、我が強く、脆い彼女を生かすには、もっと良い監督が、日本にはたくさんいます。折角、お人形さんのように可愛らしく、復活したのに、我が強く、一本調子な演技ばかりが目立ってしまっていて、残念だなぁと思いました(>_<)演技全体を通して見ると、一瞬、原作のりりこが乗り移ったかと思う様な、迫真の演技を見せてくれているシーンもあるので、本当に勿体ないなぁと思いました(ToT) あとは、金原ひとみさんが企画協力されていたのが気になりました。私は、金原さんの作品は大好きで、彼女の才能に惚れ込んでいるのですが、蜷川実花と金原ひとみは似ている所にいる様で、圧倒的な才能という差があります。でも、蜷川実花に色々な演技者たちが集まってくるというのは、結局、紙一重ってやつなのかなぁと思いました。ラストシーンは、エンドロール挟んでからの方が、良かったと思います。2012年公開。
このデジログへのコメント
たぶん観に行かないと思いますが、レンタルになるか地上波放映になれば観てみたいかも?
> hirosiさん
R15って地上波でやるんですかね?レンタルで十分です。OK!w
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