お手手のマッサージ

今日、近所を歩いていると
化粧品の販促のおばさんに捕まってしまい。
「ハンドマッサージいかがですか」と誘われたのだ。

私の人見知りセンサーが即座に
こいつ絶対セールスだって怪しい怪しいと
警報を鳴らしたのである。

が、この台風で一人も客がこないし
セールスもしないのでハンドマッサージだけ
ぜひ受けていってほしいといわれ
まぁ、ものは試しだとおばちゃんについていく。

部屋にはPOLAの看板があって
二人のエステティシャンの女性が座っていた。
私はあれよあれよというまに席に座り
女性から手のマッサージを受ける。

お姉さんは私の手の甲をマッサージしながら

気持ちがいい手ですねぇ。
ずっと握っていたくなると思いますヨォ～

と言った。そうだね、猫を撫でる時は重宝しそうね。
ベルベットタッチよ。

それから手のひらをマッサージするとお姉さんは
ひらがわりとゴツゴツしていたので
びっくりしたようであった。
なんかスポーツでもしてるのかと言われる。
完全インドア人間であり、常に鉛筆かペンは
片手に在中しておる。絵を描く人間であるとは
ここでは言うまい。

そして話は私の年齢の話題になった。
お姉さんたちはみんな私を大学生と思っていた。
私は普段からすっぴんなので肌が綺麗？らしく
わりと若く見えるようである。
おばちゃんは、十代じゃないかとかお世辞か本気か
よくわからない褒め方をしてくれた。

アンケート用紙を最後に頂いたのであるが
私の後ろのアンケート用紙に
卑猥な落書きを残してその場をさった。
そういうくだらんいたずらばかりしているから
若く見られているのかもしれない

おまけに口紅とシャンプーを頂いた。
口紅は母上に献上し
シャンプーは自分で使うことにした。

しかし、マッサージって気になるけど
全身は受けたことないんだよなぁ～
今度ためしにいってみようかしら。