ナンパの心理

私が受講しているゼミ(心理学)では、卒論に向けて各自興味を持った題材をテーマに、研究・調査をすることになっている。
前期の授業では、毎週発表者を決めて、その研究の途中経過や進み具合などを報告してきた。
テーマがほぼ自由なので、ユニークなものが多いが、とりわけ昨日の報告には関心をそそられた。

「ナンパの心理」
女子学生二人が自ら被験者となって、新宿、渋谷などのナンパスポットを舞台に、ナンパしてくる男の実態、ナンパされる女の傾向をリサーチするというもの。一概にナンパと言っても、ただ声をかけるだけだったり、飲みに誘ったり、はたまたホテルに誘われるなど幅が広い。ナンパ男も様々だ。フリーターから会社経営者、イケメンから“ありえない”男まで、彼女はいないと言い張る男もいれば、結婚してるけど恋人募集中という男もいる。ホテルに行っても何もしない男もいれば、散々粘る男もいる。

余裕のある男は、断られると潔く退散する。お金のない男は、話しかけるだけか、家に行きたがる。彼女がいるかと聞かれると大体は「いない！」と言う。六本木だと、女子大生は子ども扱い、それが高円寺では貧乏なバンドマンが群がってくる。
声をかけられるコツは、適度な露出があって、いかにも暇そうにしていることだそうだ。
ナンパにも暗黙のルールがある。
心理学的には社会的認知といって、自分の境遇に応じてその場にふさわしい対応をすることだ。彼女の存在を隠すことや、お金がないから声をかけるだけが、いい例だ。だとしたらモテル男はモテる様に振舞えるけど、モテない男はモテない様に振舞うってこと？恐ろしいな、社会的認知･･･。自信がないうちは、ナンパしないほうがいいのかも。

何だか、今回も人の話になっちゃったな。
まぁ、私は街を一人で歩いても、キャッチにさえ声をかけられない女だから、ナンパとも縁がない。
しかし、ここまで何もないと、逆に自分が男からどう見られているか気になってしまう･･･。
かと言ってここで、画像を晒すのも難だしなぁ^_^;
自信がないうちは、晒せない(汗)