- 名前
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- 結構年取ってしまいましたが、まだ見た目と気持ちは若い?!接待とかで使用したいお店探し...
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『ハッピー・リタイアメント』浅田次郎著、幻冬舎文庫
2011年09月28日 21:24
また浅田次郎の文庫が出ていたので、ついつい購入。彼の著作で文庫だと中身も見ずに購入がいつもの行動。まあいつも買って損したと思った事がないので、単行本でも良いんだけど、読むのは移動中が多いので、軽い本が助かる。
物語は、定年間近のノンキャリアの財務官僚と愚直が取柄の自衛官が全国中小企業振興会に天下りをする場面から始まる。天下ったからにはなーんもしないで、只出勤するだけで高給をもらえるという、実際にそいつらを見たらぶん殴って市中引き回しの刑をしてやりたいような連中の中に放り込まれた彼らの痛快ドタバタ劇を浅田節で書きまくったもの。今回の作品は相変わらずの笑いや涙がこんもり盛られてはいるものの、ちょっといつもに比べると手抜きが目立たないか?とは思う。まあ元は取れたかな位。
物語とは別に組織の形についての記述が興味深かった。西洋式の三角形の組織に対して日本人は世襲制と終身雇用制のある四角形の組織を江戸時代に確立させていた為に戦後その融合をいかにして行い、今何故上手くいかないか、という部分。官僚の天下りもそのせいで発生しているとの分析。この説明では何の事やら解りにくいだろうけど、ふーん、なるほどと思った次第。気になる方は一読を。
このデジログへのコメント
>愛吏さん
未だに少年ジャンプとかも読むので、中年ではなく少年かも本も人生の楽しめの1つ。本離れは悲シイ
> rose_roseさん
蒼穹の昴を読んで以来読み捲りでした。以前は競馬も好きだったし泣かせは凄いですヨネ
>愛吏サン
薄ら感動涙だけは少年かも顔と体は30代テクは20代頭と起ちは40代心は…いったりきたり
>愛吏サン
女性はコメント何回も入れられるんですねずっとやり取り出来そう起ちは勃ちとしなかったのに
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