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『ワケありな国境』武田知弘著、ちくま文庫
2011年09月20日 12:32
この本は面白い!お薦めです。世界史をしっかりやった人だと、知ってる事が多いかもだけど、意外と知らない話だらけかも(俺だけ?)。例えば一番身近?な方の話として、ベルリンの壁なんかどうでしょう?西ドイツ領のベルリンが旧東ドイツ内にあった事位は知ってる人多いですよね?これは第一次世界大戦とその後の東西冷戦のせいなのですが、さてベルリンの壁は一体どこにあったのでしょう?何と西ベルリンをぐるっと一周取り囲んだ形だったのです。一直線ではなくて、ね。取り囲まれた西ベルリンの市民は大変な生活を強いられますよね。
こんなような話が全世界に渡って色々書かれてあります。若干堅苦しい感はあるものの、あー、そうだったんだぁ、とかかなり為になります。
しかも情報の中に恣意的なというか著者の意見が入っている訳ではなく公平な見方をしているように感じます。例えば尖閣諸島の項目。国際法的には完全に日本の領土であると言いながら、江戸時代の著述家林子平の地理書「三国通覧図説」には台湾や中国の領有と見られる記載がある事が書かれ、中国側の根拠もしっかり書かれています。
まあ知ったから何なの?って話ではありますが、その辺の雑学本なんかより、かなり読み甲斐のある本だと思いますよ。
このデジログへのコメント
> 恋する女さん
勉強と思わず知的好奇心を満たすと考えると面白い事多いよねしかも解りやすい事が大事
>愛吏さん
歴女って…筋肉オバカの娘様ですか?それともお母様?教科書は細切れなので、こういう本も良いカモ
>愛吏さん
歴史好きなら右脳も発達してそう。単なる筋肉バカではなく先の楽しみなお子ですなあ女子にモテマクリ?
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