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『消費税のカラクリ』斎藤貴男著、講談社現代新書
2011年09月26日 19:36
この本は数ヶ月前に読んだのを再度読み直しマシタ。トイレに置きっ放しだったのを久々に手に取っただけなんですが(^^ゞ
前回読んだ際には「輸出戻し税」の事だけが印象に残っていました。多国籍企業(A)等が輸出する際は、勿論消費税は内国税ですので掛からず、他国に到着してからその国の税金が掛かる訳です。それはまあ普通の事ですが、その後上記の「輸出戻し税」が還付されると言うのです。例えば、定価1万円の商品の仕入れ原価が5千円だった場合、その消費税分(内税なら238円、外税なら250円)が仕入先業者(B)にではなく商品販売業者(A)に還付されるのです。そう、輸出の場合(Bカラノ)国内調達材料分の消費税(Bが払う)は全て販売業者(A)の懐に。酷いでしょ?ていうか、こんな仕組になってるとは皆知らないよね?
この本は被害者意識が強すぎる書き方なのは気になりますが、消費税の悪い部分が良く解ります。消費税は赤字企業からも強制的に取り立て可能な為中小・零細企業を壊滅させ、結果自殺者や失業者を増やし、派遣を助長させる。日本は中小・零細企業に甘い国と断じる本と真逆の主張を繰り広げます。
多分どっちの本も言ってる事はある程度正しいのでしょう。判断するには両方の立場を知るべきですね
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