デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

★回文の作り方3

2011年06月10日 00:20

★回文の作り方3

例えば、『草の名は 知らずめずらし 花の咲く』・・この有名な俳句

まず、『くさのなは』と、その逆かさ読み『はなのさく』・・これは、既に、整合性もとれていて、お互い成り立っています。・・・でも、こういうケース、意外と難しい。


ここで凄いのは、『しらず』と、その逆さ読み『ずらし』の間に『め』の一文字を加えたこと!これは奇跡の一文字ですね。素晴らしい!!・・ここまで美しくは作れないものですよ。


・・で、これになどらえ、最初の語句と、その逆さ読みが、各々で成立し、整合性が取れなかったケースのことを・・・まぁ、ほとんどが、このケースです。


例えば、『しらず』と逆さ読みの『ずらし』。 試しに『知らず』の頭に『たみ』を付け、『民 知らず』と、考える。逆さ読みは『ずらし見た』となり、お互い、5文字で成立しています。でも、整合性は全くとれていません。


さて、『民 知らず』と『ずらし見た』を結びつける中心部を考えなければなりません。『ずらして見る』わけだから、何となく、重なっているもの・・・あるいは『知らず』と言うくらいで、そこは、秘密のなにかが・・。で、試しに『秘密』→逆さ読みは『つみひ』。ん?『つみひ』は『積む』に繋がるぞ!


『つみひ』→漢字を当てて、『積碑』これでどうだ!



『民 知らず 秘密の積碑 ずらし見た(たみしらずひみつのつみひずらしみた)』


意味的な整合性を持たせること・・回文の出来・不出来を決める重要なネック・・と言っても過言ではありません。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

zz987

  • メールを送信する

zz987さんの最近のデジログ

<2011年06月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30