- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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世界を変えた男
2011年05月20日 09:31
もう東電は当事者能力は有していない。東電ではどうにもならない。枝野発言で銀行は東電を見捨てる。株価は限りなくジャンクになる。残されているのは料金値上げ、か解体して税金投入。
いずれにしても、原発難民を造ったあげく、オレらに迷惑をかける。そして当人は高給を貪っている。
あのとき、津波で破壊されて8時間が勝負だった。緊急バッテリーで8時間は冷却できていた。オレもあのとき、24時間、原発事故をテレビで注視していた。おかげで、大学教示たちの解説を何回も繰り返し繰り返し同じことをしゃべっていたので、あんがい、詳しくなってしまった。講義を24時間繰り返し受けていたことになる。バカでもわかるようになった。
原発事故が起こったときすかさず、動いたのはアメリカ、同じことだがアメリカ軍だった。やったことは80km圏から自国民の脱出と日本政府に原発に海水投入を求めた。
東電はすぐに海水投入をしなかった。原発に詳しい現場では海水投入を強く求めていたが、本社は聞き入れなかった。
東電本社では原発に詳しい者は誰もいなかった。原発担当者は東電で鬼っ子でエリートコース、幹部コースから外されていた。
政府も東電の民間企業の立場を尊重して、強引に命令しなかった。そして東電本社は、アノ時点で廃炉をまったく考えていなかった。海水を投入すれば廃炉になるからだ。
それでもアメリカはしつこく海水を投入を催告した。なぜか?
福島原発の帰趨によってアメリカの原発推進政策が根本から変わってしまうからだ。アメリカだけじゃない、世界の原発推進政策が変わってしまう。
それでも東電は海水を注入しなかった。しびれを切らしたアメリカは日本政府に脅しをかけて無理矢理、東電に海水投入を命令した。それが、28時間後の3月13日未明だった。
しかし、そのときはメルトダウンして手遅れだった。後はご存じの通り水素爆発して、放射能は世界中に飛散した。20k圏に原発難民が発生した。
とばっちりを受けたのは、原発難民かもしれないが、東電を最も憎々しいと思っているのは、他ならぬアメリカ政府だ。
バカな東電、勝俣、清水以下、原発をまったく理解していない役員連中、そして危機管理できない日本政府、もうアメリカは日本をみかぎっている。もし、これから日本に有事が発生した場合、アメリカは日本を無視して単独行動するようになる。
アノ、8時間のあいだ、海水を投入していれば原発難民が発生しなかった、風評被害も発生しなかった。アメリカも自国の原発推政策に支障はきたさなかった。そして世界の原発推進にも。
世界を変えた男は、勝俣と清水だ。
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