日赤

日本赤十字を略して日赤。本部は東京の広尾にある日赤医療センター。
各地の日赤は、すべて独立採算制が基本なので大きい日赤や小さい日赤病院があって、全体での統制は取れていないように感じます。大学の関連病院になっていて大学病院の支配下に置かれていることがおおいです。
いろいろな病院に勤務しましたが、日赤病院の看護婦がすべてにおいて優れていると思います。
それは、ナイチンゲール精神を看護学校のときから叩き込まれていて、教育も厳しいようです。
将来、日赤の幹部看護師になるだろうと婦長に目をつけられると、さらに厳しい研修が待っていて、恋愛や結婚をあきらめなくてはならないようになることもあります。
広尾の日赤医療センターに行って研修するからで、帰るのは30歳近くなってしますから。
赤十字赤い十字架のゴロのとおり、キリスト教の精神のもとになりたっていますが、イスラム教区では三日月のマークの赤十字社とおなじような組織があり、世界中で活躍してます。
でも、日本のように赤十字が病院を経営しているのは珍しく、
外国で、赤十字のバッジをつけていると、超エリートの貴族と思われます。慈善団体です。
赤十字社員という表札をみたことありますか？
外国で、赤十字社員というと寄付する大富豪ということのようです。
僕がいたひとつの赤十字病院は、オノヨーコのおじさんが当時院長で、日本でも有数の規模でしたが、その前にいた別の赤十字病院は大学から人員が十分に派遣されず撤退しまるごとよその国立大学の関連病院になってしまいました。
いわゆる学閥です。
アメリカの看護師は主任看護師は大学院を卒業しています。
看護師の教育体系が日本とはぜんぜん違うようですが、最近では看護学校ではなくて、看護大学になってきているので将来はアメリカに近づくと思いますが。
看護師になろうと思うのは、病気の人や苦しんでいるひとのなにか役に立ちたいからという気持ちでなるひとが多いのは当然で、仕事が安定してるからだと思ってなってもなかなか続かないと思います。思った以上に仕事きついですから。。
中には、公務員になるために看護師目指す人いますけど。市立病院の看護師になれば公務員ですから。
でもいままで会った看護師はみないいひとばかりでした。
職場に恵まれてました。
ありがとうございました。