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【プロ野球】理想の1番打者
2006年07月31日 21:04
というわけで、引き続き。
まず1番打者のあり方について。
1)出塁率が高い
2)足が速い
3)球数を稼げる
(1)は言うまでもなく、得点源となるためには塁に出なくては話にならない。
打率は高い方がいいからバッティング技術は必須。あとフォアボールを選んでもいいのだから選球眼の高さも必要だろう。
ちなみにイチローは四球で出塁しようという気がないらしく、メジャーリーグの評価においては1番打者としての理想形ではないらしい。
(2)も魅力だ。
主軸がタイムリーを打って走者を返すという得点パターンを考えれば、その走者となる1番打者は足が速い方がいい。
また、出塁後はバント・エンドラン・盗塁といった作戦の幅が広がるので使い勝手もいい。
とはいうものの、塁に出なければ意味がないので足が速いだけの選手では困る。
(3)はチームバッティングの一環に当たる。
特に1回表/裏の先頭バッター時の話になるのだが、粘って球数を投げさせることで相手の先発投手の調子を見極めることができる。
もちろん単純にスタミナを奪う意味でも効果があるだろう。粘った末に出塁してしかも足があれば相手はかなり消耗するだろうから。
あと派生タイプで「パンチ力がある」1番打者が好まれることがある。
ヒット→送りバントの従来のチャンスメイクと比べると、長打の可能性を秘めている方が面白い。
また、立ち上がりの出鼻を挫くことでチームに勢いをつけるという意味もあるだろう。
今のイチローはこっちのタイプになりつつあるような気がする。本人曰く「ホームランは狙って打っている」らしいが。
あと切り込み隊長としては「頭がいい」も条件に挙げておきたい。
塁に出る仕事と走者としての仕事の両方を必要とされているのだから、多くの物事を見て今何をすべきかというクレバーさはどうしても必要になる。
(松井稼頭央は成績は良かったがバカだった)
個人的にプロ野球史上で理想の1番打者はと言えば、阪急の簑田浩二ではないかと思う。
福本がいたために阪急では3番打者だったが、これは福本が1番しかできないのに比べて簑田がマルチな打者だったからだろう。
この人も晩年になってから金銭トレードで巨人に来たのだがやはり今ひとつだった(まだ働いた方だが)
当たり前なのだが、伸び盛り~全盛期のキーマンを放出することはありえない訳であり、取れるような頃にはピークを過ぎてしまっている。
補強として取ってもやはり補強までにしかならないのだ。まぁ最近はFAとかあるが。
今の巨人は1番が今ひとつ固定できていない。
フレッシュな人材をということで若手を起用したりするが、足が速くても塁に出られないのでチャンスメイクできていない。
今は仁志や清水に落ち着きつつあるようだが、やはりバッティングができるかどうかの方が大事なようだ。
それぐらい打撃と足の両立は難しいのだ。
生え抜きで出てきてほしいところだが、1番打者候補をドラフト上位で指名するのは勿体無いものなのである。(わざわざ1番打者の外国人助っ人を呼ばないのと同じ)
3番タイプの好打者を獲って転向させるか、足が速い選手を下位で獲って打撃を磨くか……どちらにしても首脳陣の目と育成能力を測るいい題材なので、機会があればいろいろ注目してもらえれば野球観戦が楽しくなると思う。
ちなみに高橋由伸を1番に起用してはどうだというのが自論の一つなのだが、現在のケガの状況では無理だろうなぁ。
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