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【プロ野球】なぜ生え抜きが必要なのか。
2006年07月30日 02:46
プロ野球は1シーズンに多くの試合をこなす。
オープン戦から日本シリーズまで150試合ぐらいを消化する。
選手は1試合1試合を大事にはしているんだろうけれど、長丁場なのでモチベーションの上昇下降はどうしても避けられない。
体力的にも疲れは溜まるし、そうなるとどうしてもプレーがマンネリにもなる。
そういった事情から生まれる緩慢プレーはチーム内に伝染し、全体のモチベーションが下がる。
↓
ミスが出てチャンスを潰し、ピンチを広げて点を取られて負ける。
↓
負けが込み始めるとチーム内の空気が悪くなってモチベーションがさらに下がる。
↓
フロントが無茶な補強に走って選手がさらに白ける。
だいたいこんな悪循環。
最後のは巨人で言えばアリアスの補強に当たるわけだけれど。
プロなのだから誰にも充分な素質がある。
それが結果的に開花するしないはともかく、実力を十二分に発揮できれば誰でもそれなりには通用する世界だ。
とは言え、モチベーションが低い状態で1シーズン全力プレーをやり続けるのは心身ともに無理な話である。
だから野球(に限らずスポーツ全体)というものは勢いのあるチームには歯が立たないのだ。
で。
自力ではモチベーションは維持できない。
というわけでここを周囲との相乗効果で補うのがチームワークというものだ。
誰かが盛り上げて、チーム全体が盛り上がることでプレーの質を高く維持できれば個人もチームも成績はおのずと跳ね上がるものだ。
生え抜きと外様の差は、チームに対する愛情の差だ。
チームでまとまる為には、どういう理由であってもチームのためというメンタルを持てるかどうかが大事だ。
外様だとチームに溶け込むのも時間がかかるし、これがもう銭ゲバだったりするとチームの雰囲気を悪くするだけだ。ちなみに誰とは言わないがオリックスのあの2人だ。
もちろん補強は大事だ。
いくらチーム愛に溢れた生え抜きで固めても戦力的に揃わないものだし、優勝請負人とかベテランとかフレッシュな新顔を呼ぶことはチームに喝を入れる効果もある。
言わばいい意味でのマンネリ打破だろう。
これが補強が補強ではなくメインになってしまえば一枚岩でなくなってしまうというわけだ。
さて、生え抜きが必要なのはどの役割だろうか。
チームの士気を考えて、周囲に影響を及ぼす/影響を受けるポジションは固めておきたい。
1)チャンスメーカーのトップバッター
2)チームのシンボルの4番
3)大黒柱のエース
4)勝利を掴む守護神
5)要となる捕手
そう。
前回書いた補強ポイントとほぼ同じなのである。
なので生え抜きが優先。
どうしても無理orその次点的ポジションは外国人やFAやトレードで補強する。
こういうスタイルが正しいのだろう。
1~5全部を補強してしまうのはチームのコンセプトとして間違っていることになる。
厳密には、それが可能ならそれはそれでいいのだけれど、ピークが過ぎたFA選手を引っ張ってきても据えられないのだ。(ちなみに豊田のことだが……西武は放出のタイミングが上手いねぇ)
理想のチームを築くためには、それぞれどういう選手が必要なのか。
次回から1~5を順番に追っていきたい。
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