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保険の不条理!
2006年07月22日 14:38
都内は午前中だけ晴れてた。これだけ雨ばかりだとちょっとした雲の切れ目があるだけでも気分的に明るくなるもんだね。でもいつものごとく大雨の残した傷跡ってひどいもの。どこの放送局でもトップニュ−スである。
俺のところは高台だから大雨とか絶対関係ないし実家もいままで被害を受けた事がないからいいけど、自宅が倒壊したところなんかこれからどうするんだろう。各地方公共団体の援助なんかあてにできないし火災保険の効かないケ−スだってある。一財産なくすって事も多いはずである。
仕事柄代理店の資格をとらないといけないので火災保険等の商品知識の資格までは取得しているが、自分が保険の募集してても不条理が多い。まず地震保険に入ってない(普通そこまでつける人はあまりいない)場合、今回の様な事で自宅倒壊となった場合1円のお金も支払われない。あわよくば地震保険に入っていたとしても自宅が半分以上倒壊しなければ保険適用にならない。それに、原因が地震、津波、噴火に限定されるので大雨そのものとか地盤沈下なんて時には一切保証されない。お金を払って加入して、被害があったらお金をいただけない。おかしな話である。
阪神、淡路大震災の時を覚えてるだとうか?あの時は政府からの指示があったために例外的に地震保険に入ってない人、あるいは被害が半壊以内の人にもお金が支払われた。復興が国家的問題だったしそれで保険会社が経営不振に陥った場合は税金を投与するという約束があって政府から指示をだした為である。おそらく今回はそんな特例は認められないだろうから被害者は泣き寝入りである。
生命保険も似た様な事がある。若い頃自分は自然気胸という病気に何回もなっててそのため受け入れていただける保険っていうのは完治して5年後かダイレクトラインだけだった。つまり5年間保険に入れなかったし入院費用は全部自己負担。よくその時健康な人間だけお金もうけで加入させて僅かでも支払いが生じる恐れがあったら、認めない−−ちょっとひどい考え方だな~とよく思ったものである。(ウラを話すと通常の事故でも病院に保険会社の示談担当者が来て、診断書を極力軽い症状に書いてくれ−−と主治医に頼み込みにくる。そのための接待マ−ジャンなんてよくある事だしここに書けないひどい事も未だに行われている。~以前病院に勤務してたので知りたくない事でも伝わってきた~
今回の天災、毎回こういう事が起きると各地方公共団体で用意するのは、どんなにいい措置でもプレハブの仮説建築物と無利子、無担保融資のみ。つまり保険に入っててもどうしようもない訳だから借金だけかかえて泣き寝入りである。まあ親族を失ってその生命保険は下りるだろうけどそれはお金にかえられんでしょう。
災害の時毎に財産を失って補填されない、ちょっとでも支出がありそうだと生命保険に入る事も拒否する。完全に健康な人のみ、建物だとほとんどありえない(津波、噴火、地震のみ保険金が支払われる−−桜島の噴火じゃああるまいし−−)事のみ受け入れる。これってやっぱりちょっとおかしいんじゃない?
皆さんいかがですか?今回の指摘、極端すぎますか?−−ってなとこで本日終了!
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