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貴女なら「口から食べられなくなったらどうしますか」受けない話題でごめん

2010年07月01日 22:20

タイトルどおりの事態が生じたら貴女だったらどうしますか?


口から食べられないってことは、鼻腔から食道、胃までチューブを使って流動食を注ぐというやり方が以前は多かったらしい。

ところが、今は胃から皮膚に通ずる穴を開けて、直接流動食を胃に注ぐやり方が病院で主流を占めているらしい。これを胃ろうと呼ぶ。

それどころか、腸に穴を開けて腸から皮膚まで通ずる腸ろうまである。

口から食べられないとはどういうこと?



食べるとはどういうことか忘れてしまったから食べられない。
認知症が該当するね。

意識障害で自力で摂取できない場合。

食べられるけれど、気管に食物、水分が入ってしまう。

これを誤嚥という。

むせる」という防御機構が人間には本来備わっているのだけれど、防御機構が衰えて気管に入ってしまう。

結果、誤嚥性肺炎という肺炎になってしまう。高齢者肺炎で亡くなることが多いが、風邪をこじらせる肺炎よりも誤嚥性肺炎が非常に多いらしい。

もし貴女がそうした事態になったときに、腸から皮膚に穴を開けられ、流動食を流し込まれたいですか?胃ろうになりたいですか?

因みに胃ろうが今流行っているのは、診療点数が高いからというのが、一番の理由。

貴女が年取った時に、いやおうなしにこの医療の論理に組み込まれて行く危険性がある。

チューブにつながれてそれでも生きたいですか?医療の都合と貴女の人生観が同じであれば肯定できるでしょうが、それは稀なことでしょう。

西欧では口から食べられなくなったら、介助してまで食べさせないそうだ。つまりそれが死を迎える時期が来たって皆が納得してるってこと。
立派な文化だと思う。人間の覚悟ってやつかな。
口から食べられないってことは、主体的な生が終わったってこと。

チューブにつながれ、人工呼吸器につながれ、機械に囲まれて死を迎えるのは、日本人主体性の無さを現しているのかもしれない。
口から食べられなくなった時に、自分から選択したいな。
何がなんでも生きたいのか、チューブに繋がれてまで生きたくないのか。

うかうかしてると、そんな選択ができない状態になってしまうのは、それほど遠い事じゃない気がする。

タイトルどおりの本を買った(今売れてる本らしいよ)
読む前に自分の結論を考えておきたい。

私は、口から食べられなくなったら、チューブにつながれてまで生きたくはない。だから緩やかな死を迎えたい。これが本を読む前の私の結論。 

貴女の結論は?


http://static.flickr.com/4138/4752060374_915374cfe8_o.jpg

このデジログへのコメント

  • gentle 2010年07月01日 23:00

    > 鞠子さん
    コメありがとう。口から食べるから美味しいし、生きる力にもなるよね。口から食べれなくなったら潔く二人でチューブを拒否しましょうか。

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