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離婚届 ~現世での別れとあの世への別れ

2010年07月13日 07:19

おまえに黙って区役所に行き

ぼくは離婚届の用紙をもらってきた

お前が眠ってしまったあとで

うすっぺらのその紙に

ぼくは憶えてるだけのことを書き込んだ

○○年前の二人の結婚式の日付も

あの日は底抜けにいい天気で

ぼくらは教会の芝生の上で写真をとった

それからぼくはその紙でヒコーキを折った

うすいのでそれはちっとも飛ばなくて

眠っているお前のお尻の上に墜落した

もう一度その紙をひろげ

ぼくは自分の几帳面なペン字をみつめた

それを丸めて便所に捨て

ぼくは眠った

お前の隣で


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激しい雨音で目が覚めた。やはり今日は天候はすこぶる悪い。
山の中に合宿に行くんだが、気が重い。

突然のメールで中止の連絡が来ないかな。
今晩はやはり、雨の中を山中の温泉合宿だろうから、目の
醒めた今 日記を書いておこう。一日の出発点で日記かくなんておかしいよね。

昨夜、ワクチン接種したあきはぐったりして、晩御飯も食べず
ソファの上でうずくまっていた。それを心配したのかみいは傍らに寄り添い、いつの間にか2匹とも眠ってしまった。


http://static.flickr.com/4114/4788204516_b1622f3528_o.jpg

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人は死ぬとどこに行くのか?
見た事も逝ったこともない。

身体と魂は別のもの。身体が生命反応を失ったとしても魂の消滅の証拠ではない。
「死んだら終りよ」良く聞くが、それは間違いだ。

小林秀雄だって言ってるだろ。「僕がおっかさんを思い出すとき、おっかさんの魂は僕のなかにいるんだ」って。
いちばんの供養はその人の事を思い出してあげること。

「死んだら旅立つんだよ。懐かしい故郷へ。僕らは豊かなコップの一滴の水滴に戻り、混ざり合い まるで一粒の雨のように
別のしかしとても似た過去の記憶を宿した魂として、新しい体を母親のお腹の中でもらうんだ」

「せっかく魂の故郷に帰ったのに、苦しい現世に好き好んで生まれてくるんだろう。それはきっと、遣り残したことがあるからなんだ。」



現世ではきっても切れない親子の縁。どんなに苦しくてもどんなに悲惨でもこの関係は切れないと思う。子供は子どもで、どこかのコップの一滴の水滴のように今の母親のお腹を借りて
遣り残したことをするために生まれてきた。

親子とはいうが、本当は現世での同士だね。お互いに魂の奥深くに、課題をもって生まれてきたはず。






生物がどうして進化を遂げていくのか。不思議だね。ダーウインの進化論適者生存というか、突然変異が固体に遺伝し、広がっていくというもの。
でも、そんな途中段階の固体は化石としてはみつかっていない。日本の偉大な思想家生物学者である、今西錦司は
生物のは世界であるとき同じ種が一斉に変わる」と進化論を述べた。
これが本当だとしたら、不思議すぎるだろ?

神というものを信じられない僕らは、生きていることに畏怖すべきだ。
不思議を不思議と受け止められたら、そこから本来の魂の目指す目的に向かったことになるんだ、と思う。

私の父母は事故で死んだが、父母を思い出すとき、僕の胸に彼らの魂は宿っていると信じている。

だから、僕が死んだ時、子ども達にはしっかりと僕を思い出してもらいたい、子どもに対する注文はそれだけです。

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安室奈美恵

Baby don't cry


https://www.youtube.com/watch?v=dTlyiBD3wS0

このデジログへのコメント

  • gentle 2010年07月14日 20:47

    > 鞠子さん
    同じ考えですね。先祖を敬う。若い女性にしては、なかなかしっかり本質を見てられるんだなと嬉しくなりました。

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