- 名前
- gentle
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 真面目。だけれどユーモアとペーソスも備えてると思いますのでどうかよろしくお願いします...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
離婚届 ~現世での別れとあの世への別れ
2010年07月13日 07:19
おまえに黙って区役所に行き
ぼくは離婚届の用紙をもらってきた
お前が眠ってしまったあとで
うすっぺらのその紙に
ぼくは憶えてるだけのことを書き込んだ
○○年前の二人の結婚式の日付も
あの日は底抜けにいい天気で
ぼくらは教会の芝生の上で写真をとった
それからぼくはその紙でヒコーキを折った
うすいのでそれはちっとも飛ばなくて
眠っているお前のお尻の上に墜落した
もう一度その紙をひろげ
ぼくは自分の几帳面なペン字をみつめた
それを丸めて便所に捨て
ぼくは眠った
お前の隣で
------------------------------------------------------
激しい雨音で目が覚めた。やはり今日は天候はすこぶる悪い。
山の中に合宿に行くんだが、気が重い。
突然のメールで中止の連絡が来ないかな。
今晩はやはり、雨の中を山中の温泉で合宿だろうから、目の
醒めた今 日記を書いておこう。一日の出発点で日記かくなんておかしいよね。
昨夜、ワクチン接種したあきはぐったりして、晩御飯も食べず
ソファの上でうずくまっていた。それを心配したのかみいは傍らに寄り添い、いつの間にか2匹とも眠ってしまった。
http://static.flickr.com/4114/4788204516_b1622f3528_o.jpg
------------------------------------------------------
人は死ぬとどこに行くのか?
見た事も逝ったこともない。
身体と魂は別のもの。身体が生命反応を失ったとしても魂の消滅の証拠ではない。
「死んだら終りよ」良く聞くが、それは間違いだ。
小林秀雄だって言ってるだろ。「僕がおっかさんを思い出すとき、おっかさんの魂は僕のなかにいるんだ」って。
いちばんの供養はその人の事を思い出してあげること。
「死んだら旅立つんだよ。懐かしい故郷へ。僕らは豊かなコップの一滴の水滴に戻り、混ざり合い まるで一粒の雨のように
別のしかしとても似た過去の記憶を宿した魂として、新しい体を母親のお腹の中でもらうんだ」
「せっかく魂の故郷に帰ったのに、苦しい現世に好き好んで生まれてくるんだろう。それはきっと、遣り残したことがあるからなんだ。」
現世ではきっても切れない親子の縁。どんなに苦しくてもどんなに悲惨でもこの関係は切れないと思う。子供は子どもで、どこかのコップの一滴の水滴のように今の母親のお腹を借りて
遣り残したことをするために生まれてきた。
親子とはいうが、本当は現世での同士だね。お互いに魂の奥深くに、課題をもって生まれてきたはず。
生物がどうして進化を遂げていくのか。不思議だね。ダーウインの進化論は適者生存というか、突然変異が固体に遺伝し、広がっていくというもの。
でも、そんな途中段階の固体は化石としてはみつかっていない。日本の偉大な思想家、生物学者である、今西錦司は
「生物のは世界であるとき同じ種が一斉に変わる」と進化論を述べた。
これが本当だとしたら、不思議すぎるだろ?
神というものを信じられない僕らは、生きていることに畏怖すべきだ。
不思議を不思議と受け止められたら、そこから本来の魂の目指す目的に向かったことになるんだ、と思う。
私の父母は事故で死んだが、父母を思い出すとき、僕の胸に彼らの魂は宿っていると信じている。
だから、僕が死んだ時、子ども達にはしっかりと僕を思い出してもらいたい、子どもに対する注文はそれだけです。
--------------------------------------------------------
安室奈美恵
Baby don't cry
https://www.youtube.com/watch?v=dTlyiBD3wS0
このデジログへのコメント
> 鞠子さん
同じ考えですね。先祖を敬う。若い女性にしては、なかなかしっかり本質を見てられるんだなと嬉しくなりました。
コメントを書く