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ジョジョ6を雑に語る

2006年06月25日 21:38

ジョジョ6を雑に語る

ディオがかっこよすぎるね。


ディオは、権力欲と、出世欲の塊みたいな奴・・・ってだけじゃなかった。


哲学的なことを考え、そして、いろいろなことに好奇心を抱く、とても教養のある人物だ。


ただし悪だけど。


そしてディオは、人間の幸福は、「運命」を克服するところにあると考える。

そしてスタンド能力という特殊なチカラを使って、「運命」を克服する(原作では天国に行くという言い方をしている)方法を導き出したが、承太郎によって、殺害され、その「天国へ行く方法」は、永遠に承太郎の記憶のなかに、封印されることになるはずだったが・・・・



その記憶を、プッチ神父に盗まれ、その囮に使われた、承太郎の娘の徐倫は、刑務所に無実の罪でいれられてしまう。


で、プッチの「天国」計画を阻止し、承太郎の記憶を取り戻すために、徐倫は脱走できたはずの刑務所にあえて残る。プッチ神父ホワイトスネイクを倒すため。




神父スタンド能力は最初、ホワイトスネイクといって、人間の記憶をそのままディスクにして、外部に取り出して、保存できるっていう(スタンドも同様に、ディスクにできる)能力だったが、
ディオの「天国」計画を実行に移す過程で、だんだんとその能力、容貌が変化していく。






自分の運命がきまってるとして、そしてそれが変えられないもんだとする。


それをもし、知ることができるとしたら、それは幸福なことか?





プッチ神父が目指し、スタンド能力を使って実現させようとしたことだ。

プッチの持論によれば、自分の運命を知ることで、先の将来に対する覚悟ができる。

覚悟イコール幸福だ・・・・・ということだ。




これは・・・・違うでしょうw


最終的に、プッチの野望は阻止された。



しかし、その代償に、主人公も、その仲間たちも、エンポリオ少年という、仲間の一人をのこして死んで(!)しまう。




そして、一巡した世界(ここらへんは非常にややこしい設定なんで、書かないw)で、死んだ主人公たちの生まれ変わり(?)と、エンポリオ少年が出会い、物語は終わる。










例えば、バナナの皮で滑って転ぶ。


それも、運命できまっていて、決して変えられないこと・・・。

という風な感じで描かれている。




個人的にいうと、そんなん嫌ですw



運命とは、自分で切り開いていくもの・・・であって欲しい。



しかし・・・・・




運命は、自分のなかに内在している・・とも感じる。



人と人との間にある、「引力」というものも、納得がいく気がする。



でも、この漫画で書かれているほど、絶対的な運命なんて、本当に存在するのだろうか????



運命=引力。


引力=愛。


で、VIVA運命!!!!



と、運命というものを前向きに肯定する立場にたつ作者。



で、作者の思想を僕が誤解してたら申し訳ないんだけど、僕は少し運命に対して違った意見をもっている。


僕は作者の思想でどうしても受け付けられないところは、「運命は絶対的」というものだ。



いやだ。







遺伝子の話を、なにかの本でみたことがある。


昔からのテーマ

人間は生まれか?育ちか?


人間の性格、能力遺伝子できまっていて、決してかわらないのか?




遺伝子というものは、性格や能力に影響する。


しかし、絶対的なもんじゃない。


外的環境や、自らの意志によって、遺伝子は変わっていくらしいっす。



つまり、生まれか?育ちか?は、

両方ともが合わさって、ひとりの人間を作っている・・・ということだ。





運命も、そうであってほしいなぁ・・と思いますなぁ・・

このデジログへのコメント

  • やわらか 2008年11月15日 20:25

    ジョジョをこんなに深く見ていてすごいですねヾ(*・ω・)ノ゜私は第4部が好きです(。・ω・。)

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