- 名前
- ニアジョルノ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 37歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 見た目は体育会系、頭脳は文化系(オタク)、というコナンくんみたいな奴です。中途半端な...
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ジョジョ6を雑に語る
2006年06月25日 21:38
ディオがかっこよすぎるね。
ディオは、権力欲と、出世欲の塊みたいな奴・・・ってだけじゃなかった。
哲学的なことを考え、そして、いろいろなことに好奇心を抱く、とても教養のある人物だ。
ただし悪だけど。
そしてディオは、人間の幸福は、「運命」を克服するところにあると考える。
そしてスタンド能力という特殊なチカラを使って、「運命」を克服する(原作では天国に行くという言い方をしている)方法を導き出したが、承太郎によって、殺害され、その「天国へ行く方法」は、永遠に承太郎の記憶のなかに、封印されることになるはずだったが・・・・
その記憶を、プッチ神父に盗まれ、その囮に使われた、承太郎の娘の徐倫は、刑務所に無実の罪でいれられてしまう。
で、プッチの「天国」計画を阻止し、承太郎の記憶を取り戻すために、徐倫は脱走できたはずの刑務所にあえて残る。プッチ神父、ホワイトスネイクを倒すため。
神父のスタンド能力は最初、ホワイトスネイクといって、人間の記憶をそのままディスクにして、外部に取り出して、保存できるっていう(スタンドも同様に、ディスクにできる)能力だったが、
ディオの「天国」計画を実行に移す過程で、だんだんとその能力、容貌が変化していく。
自分の運命がきまってるとして、そしてそれが変えられないもんだとする。
それをもし、知ることができるとしたら、それは幸福なことか?
プッチ神父が目指し、スタンド能力を使って実現させようとしたことだ。
プッチの持論によれば、自分の運命を知ることで、先の将来に対する覚悟ができる。
覚悟イコール、幸福だ・・・・・ということだ。
これは・・・・違うでしょうw
最終的に、プッチの野望は阻止された。
しかし、その代償に、主人公も、その仲間たちも、エンポリオ少年という、仲間の一人をのこして死んで(!)しまう。
そして、一巡した世界(ここらへんは非常にややこしい設定なんで、書かないw)で、死んだ主人公たちの生まれ変わり(?)と、エンポリオ少年が出会い、物語は終わる。
例えば、バナナの皮で滑って転ぶ。
それも、運命できまっていて、決して変えられないこと・・・。
という風な感じで描かれている。
個人的にいうと、そんなん嫌ですw
運命とは、自分で切り開いていくもの・・・であって欲しい。
しかし・・・・・
運命は、自分のなかに内在している・・とも感じる。
人と人との間にある、「引力」というものも、納得がいく気がする。
でも、この漫画で書かれているほど、絶対的な運命なんて、本当に存在するのだろうか????
運命=引力。
引力=愛。
で、VIVA運命!!!!
と、運命というものを前向きに肯定する立場にたつ作者。
で、作者の思想を僕が誤解してたら申し訳ないんだけど、僕は少し運命に対して違った意見をもっている。
僕は作者の思想でどうしても受け付けられないところは、「運命は絶対的」というものだ。
いやだ。
遺伝子の話を、なにかの本でみたことがある。
昔からのテーマ、
人間は生まれか?育ちか?
人間の性格、能力は遺伝子できまっていて、決してかわらないのか?
遺伝子というものは、性格や能力に影響する。
しかし、絶対的なもんじゃない。
外的環境や、自らの意志によって、遺伝子は変わっていくらしいっす。
つまり、生まれか?育ちか?は、
両方ともが合わさって、ひとりの人間を作っている・・・ということだ。
運命も、そうであってほしいなぁ・・と思いますなぁ・・
このデジログへのコメント
ジョジョをこんなに深く見ていてすごいですねヾ(*・ω・)ノ゜私は第4部が好きです(。・ω・。)
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