初心者のためのアロマテラピー講座　その２？

昨日はアロマテラピーの基礎的な知識について少し勉強しました

検定試験を受ける人なら、ここでアロマテラピーの成り立ちなどの歴史を勉強するのですが、僕は苦手なので割愛しますｗ


さて、今日はアロマテラピーにおいてエッセンシャルオイルを使う方法や適正量についてお話しましょう

まず、アロマテラピーを楽しむ方法にはアロマポットやディフューザーを使った芳香浴、お風呂に入れるアロマバス、トリートメントと呼ばれるマッサージ、お化粧水などのスキンケアやヘアケア、お部屋をきれいにお掃除するハウスケア。。。他にも湿布を作ったり、吸入したりと、いろんな用途で楽しまれています


ここで少し話が横道にそれますが、覚えておいて欲しいことがあります
エッセンシャルオイルは植物原料なので、安全なものだという認識をしている人が多いとは思いますが、実は使い方を間違うと危険なものも多くあるんです
それは、昨日のお話しの中にもあった植物の殺菌作用などが濃縮されたものがエッセンシャルオイルだからです
だから、これだけはしないでくださいということをいくつかあげておきます

１．原液を飲まない、皮膚に直接付けない
２．乳幼児には使用しない、手の届くところにおかない
３．妊婦さんや通院中の人は、先生と相談しながら行うこと
４．皮膚の弱い部分（粘膜など）には使用しない
５．かんきつなどの一部の精油は付けた直後に紫外線に当たらない

アロマテラピーでは、エッセンシャルオイルを飲用することは原則的に禁止されています
これは原液だけではなく、どんなに薄めたとしても･･･です

そして、原液を直接皮膚に付けてもいいと一般的にいわれている２種類の精油（ラベンダーとティートゥリー）であっても、直接皮膚に付けることは原則禁止です

免疫力の弱い３歳以下の子供や乳幼児には絶対に使用しないでください
強いアレルギー反応を起こしたり、強く反応をして動悸がしたり体調を崩す原因にもなります

妊婦さんは胎児に対する影響を考えてできる限り使用しないことをおすすめします
また、持病があり通院、投薬中の人は、薬との相性もあるので、病院で先生と相談しながら楽しんでください

粘膜など皮膚の弱いところに使用すると、強く反応してただれたり、湿疹ができたりする可能性がありますので注意してください

柑橘系の精油の中には「光毒性」を持つ成分が含まれているものがあります
これらは、マッサージオイルなどを皮膚に付けた直後に紫外線を浴びると、赤くなったり痛みを感じたりするので、十分注意して使用してください


横道が長くなりすぎましたｗ

さて、エッセンシャルオイルを買ってくるとボトルの口のところが細くなっていて一滴ずつしか落ちないようになっています
これはドロッパーといって、エッセンシャルオイルを使いやすいようにした工夫なのです

ドロッパーによって一滴ずつ落ちるエッセンシャルオイルですが、この１滴は約0.05mlといわれています
ですから、20滴で約１mlです
これは覚えておいてください


芳香浴で使う場合、アロマテラピー検定の公式テキストでは５滴以下で使用するようにと書かれています
これは部屋の大きさや通気性などはまったく考慮しないということです
どんなに通気の良い広い部屋でも、どんなに気密の良い狭い部屋でも５滴を限度にしてくださいと言うことです

アロマバスで全身または半身浴をするときにも５滴が限度です

ですから、香りを飛ばして楽しむときには５滴以下･･･と覚えておきましょう


では、直接皮膚に付けるマッサージオイルや化粧水などはどうでしょうか？

これらは原則１％以下です
手や背中、足などに使うマッサージオイルは２％程度までなら大丈夫だといわれていますが、僕は安全に使うために１％以下で使うことをおすすめします
また、顔などのデリケートなところに使用するものは０.５％以下で作りましょう


エッセンシャルオイル１滴は０.０５mlだと先ほど書きました
簡単に覚えるために５mlの溶液に１滴加えると１％と覚えておきましょう
１０mlなら２滴、５０mlなら１０滴･･･


次回はもっと具体的な楽しみ方を紹介します

横道が長すぎてわけわからんくなってしまった(/_;)

もっと勉強しておきますm(_ _)m


今日の画像は愛用のアロマポットです(^○^)