- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「青い車」レビュー☆
2009年10月29日 16:57
ARATA、宮崎あおい出演他。暇な中古レコード屋で働くリチオ(ARATA)は、子供の頃の事故で目許に傷が残ったが、今こうして「生きているのがラッキー」だと思っている。けれど、いつもいいようのないイラ立ちや孤独につきまとわれているように感じ、誰にも本気で興味を持てずにいた。そんな時、恋人のアケミ(麻生久美子)が突然の交通事故で死ぬ。「ずっと幸せならいいな」そう言って寄り添った、記憶の中に閉じ込められた彼女の笑顔は、いつだって優しい。両手いっぱいの花束を抱えてやってきた彼女の妹のこのみ(宮崎あおい)、残された二人は青い車を海へと走らせる。
10/10点!!エキセントリックで、なんて暗い、痛い作品。ARATAも、宮崎あおいちゃんも鋭過ぎます。麻生久美子に、光を見出したくらいですから(^^;)だらだら観ようと思ってたのに、あおいちゃんの鋭い視線と、リチオの抱えている闇と現実に、目を離せなくなってしまいました。でも、あまりに自分の体験と酷似したシーンとかがあって、ギョッとしたりして、胃が痛くなりました。俳優陣の演技は一流。音楽は微妙。ファッション×。あおいちゃんの、少女の危うさ、戸惑い、お姉ちゃんの彼への憧れ、という繊細な演技は見事としかいいようがありません。ラストの、リチオのセリフが印象的でした。リチオが涙を流した時、それとも、このみの存在が、彼を、幾らかでも救うのでしょうか。。。暗くて、もういいよと思うのに、たぶん、頭に残る作品です。2004年公開。
このデジログへのコメント
> 潤さん
観ていて嫌だった部分は、あったのですが、作品として出来上がっていたので。好き嫌いがはっきり分かれるなぁと思いました。
> あよーさん
演技に入る時とモデルのときもそうですけど、カメラの前に立つと別人になりますよね。
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