ＪＡＬ

前原誠司国土交通相は２４日、経営再建中の日本航空の西松遥社長から再建計画について聞き取りをする。
前政権による計画検証の枠組みの白紙化を決めた前原国交相が、
日航側と計画について初めて話し合うことになる。
前原国交相は就任後の記者会見で
「日航が高コスト体質をいかに是正していくかが大変重要な観点」と発言（朝日新聞9/21）


ナショナルフラッグと言われる、国を代表する航空会社
その日本航空が、外国の航空会社に買収され様としています
３分の1以上の株は、外国人や会社は持てません
しかし、３３．３パーセントを持たれてしまえば子会社同然です

国際線は高くて数度しか乗っていませんが、国内線には良く乗りました
サービスの良さは、世界最高だった頃もあります
シンガポールやマレーシアに乗り、それらの余りの良さに驚いた事もありました
日航の社長になるのが、経済人の名誉・憧れだった
カネボウの伊藤さんの頃までかな？


航空業界売り上げ一位のデルタ、二位のアメリカン
そして三位の日航
今、一位と二位が三位の争奪戦を繰り広げています

アメリカンは日航と同じ「ワンワールド」のグループ
第３位の航空連合です
デルタは「スカイチーム」というグループで、第２位
１位は「スターアライアンス」で全日空が所属しています

もし日航がデルタの傘下に入れば、アジアでのグループの力関係が一変します
太平洋路線の６割がスカイチームになってしまう
ワンワールドにとっては、何としても引き留めたい
そこでブリティッシュとカンタスの３社で、必死の融資合戦


１９８７年に民営化されるまでは国営でした
２０年以上経っても親方日の丸、いや鶴丸の体質が変わったとは見えません
外国の航空会社と比べ、異常に高い給与ひとつ取っても未だ直っていません
物価が高い分、給与も高いのは当たり前です
しかしそれを考えても、やはり高過ぎる
さて、前原さんはどうするのかな？


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