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タケシになりたい
2009年07月18日 20:00
今日が夏休み初日でした。という訳で上の子を連れて今日封切りのポケモンムービーへ。
いや、驚いたのなんのって、映画館に着いた時には既に長蛇の列。朝9次代の上映なのに・・・辛うじて子供と隣同士に座ることが出来てホッ。ポケモン人気侮るべからず。
映画の内容は去年の反]世界云々という無理のある設定から多少は分かり易くなっており、時間の前後という無理がある他は付いていきやすい内容。昨年のものより楽しめました。日本のアニメらしく非戦を訴える趣旨であるのは子供向けとしては適当と思えます。
そして改めて思いましたが、あのサトシって嫌なヤツですね。何かいつでも自分中心。自分が主役でないと気が済まないタイプ。ヒロインのヒカリはそのサトシに特に気がある様子も見せず、トラブルの予感がないのが救いであり、この作品の特色なんでしょう。
子供達が学校にも行かずに三人で旅を続ける・・・という設定に無理があるのは皆さんご存知の通り。そしてわしはその三人目、タケシという脇役にいつも密かに感心しています。サトシ、ヒカリに対して一人精神年齢が高く、落ち着いたティーンエイジャーという雰囲気。いつも皆のために食事係を引き受けたり、サポート役に徹したり。いや、大人なんですよ。感心します。決して目立とうとせず、破目を外しがちな二人を温かく見守るお兄さん役。タケシがいなければとうの昔にヒカリはサトシに妊娠させられているでしょうなんちゃって。
考えてみれば、アニメに限らず物語の世界では、ポケモンにおけるタケシの役割、いわゆる相棒役、サイドキック役というのは常にある訳です。
「ルパン三世」を陰に陽に支えた「次元大介」。
「ドラえもん」では準主役の「ドラえもん」。
「シャーロック・ホームズ」における「ワトソン博士」。
若い時は主役ばかりに目が行って、相棒役に注意することはなかったわしですが、最近は相棒役の方がカッコいいじゃん・・・と思うことが多くなりました。
主役は若い人に任せ、自分はその若者が大志を遂げられるよう、見守り、必要ならば助言、手助けをしよう。
そうした心持の人には素直に敬意を表したくなります。
境目は「利私」であるか、「利他」であるか、という点でしょうか。
わしも歳を取りました。別に自分の人生の主役を諦めた訳ではありませんが。
という訳で、子供達とポケモンごっこをする時は、「お父さんはタケシね」と言ってタケシ役ばかりやっているわしです。
(余談ながら、今年のポケモンムービーの悪役として「ギシン」という男が登場します。これがまた日本的というか、悪行の動機は村を救う、という私利私欲がまったくないものなんですね。善玉のおっさんと目指すところは同じ、でも方法が違う、というやや複雑な構図。子供達が理解するのは難しいでしょうが、徹底した悪人を登場させないのは如何にも日本的と感じた次第です。愛を持って立つ、我が日本。「ギシン」は「疑心」ではなく「義臣」でしょう)
このデジログへのコメント
さぁやも明日三女と『ポケモン』観に行くの^^ 30分早めに出かけるかな…
主人公よりも脇役の人のほうに興味を持ち好きになる事が多いです
アニメもドラマも映画も本も(o^-^o)
サトシは幼いんですよw1人っ子だし(笑)
タケシは兄弟多いし長男だもの…苦労してるのでしょうね^^
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