視線は貴女を追い続け

大学の3･4･5と､周りに女性が居なかった訳では無いですが､何をしてもMの『帰ってくるから』が残り､そんな中､一つ学びました｡
中途半端な優しさは相手を傷付ける事を｡
大学の女友達にｺﾝﾊﾟの男取り纏めを御願いされた事が有りました｡その女友達の友達と､私のﾌﾘｰの友達とで｡
何回か､遊びましたが､私と有る子が上手く行かず終了になりました｡
母子家庭で下の子達の為･家計の為に働いている人でした｡
その人が私は優しいから付き合って欲しいと｡
私は悩みました｡Mの一言が頭に残る私は｡また性格的にも好く処の無かった､その子の要望を拒絶するでも､受け入れるでも無く､そのままにしてました｡
それが､悪かったのか徐々にその子のﾌﾗｽﾄﾚｰｼｮﾝを貯めて｡
上手く行きませんでした｡まだ傷が癒えて無いからと拒絶すれば良かったのにと｡
中途半端な私はそれが出来なかった｡
そんなこんなで､6回生の時､再び転機は訪れました｡
伯母が焼鳥屋をやって居ましたが､そこのｱｲﾄﾞﾙだった子に友人に男を紹介して欲しいと言われ､伯母の店でｺﾝﾊﾟする事に｡
私はちょっとｲｹﾒﾝのﾊﾞｲﾄ仲間を紹介しました｡話の中心を見事持って行ってくれて今回は､前回のﾄﾗｳﾏも再発する事無く､終わりそうでした｡
ﾒﾙｱﾄﾞ交換も終わり始終脇役だった僕の所にﾒｰﾙが来ました｡
明日遊ぼうと
不思議でしたが､私も中々気には行っていたし､女性の方からの御誘いに行かないのも野暮と思えたので､行きました｡
しかし､一緒に居て疲れないのはMの時と同様｡波長みたいなものもかなり合う｡
後から聞いたんですが､彼女の誕生日は私の丁度3年前の同月同日｡同じ射手座でした｡
その日のうちに付き合うことになりました｡