新入生歓迎委員

さて新入生歓迎委員になった私は､兎に角｡前年自分が有った嫌な目を新入生には遭わせたくない一心で色々頑張りました｡新入生歓迎委員の会計でしたが､料理･酒の手配等＋会計以外にも
学校への交渉｡舞台設営｡ｻｰｸﾙの紹介依頼･司会の選定と言った会計以外の仕事もこなしました｡
そのお陰か､私の所属していた神大夜間のﾊﾞﾄﾞﾐﾝﾄﾝ部は最高の人数になりました｡
当時はﾃﾆｽ部一位だったんですが､一気に一位になりました｡
まだ大学は､容姿も良かったので｡
そんな中どころか､超ｽﾋﾟｰﾄﾞで私はﾏﾄﾞﾝﾅと付き合いました｡
彼女は当時は余り容姿も良くなく､(これは､私が全く魅力を引き出せなかったせい)
しかし菩薩の様な方で｡関西の有名私立を一年で､半分の単位を取得し､学びたい事の為に神大夜間に入り直した､凄いやつです｡
新入生歓迎の後日､夜間では半お泊まり酒宴を開くんですが､彼女はその途中で気分が悪くなり､最初は一人で帰ると言うので一人で帰しましたが､田舎から出てきたので地理に明るくなく｡道は教えましたが､心配になり後を追いました｡
ちょっと記憶が朧気ですが､追い付いて一緒に桜を見たと思います｡
川沿いの桜を｡
彼女は新入生歓迎委員をしていたのは知っていましたが､私が何から何までしていたのは言ってなかったですが､あれを用意したの先輩でしょと見抜かれました｡優しく歓迎しようとしていたと｡
私は単に自分が受けた嫌な気を繰り返させたく無かっただけなんですが､嬉しかったです｡そして､付き合う事になりました｡
私はまだこの時は彼女の凄さも何も知らず､実感せず､彼女欲しさの馬鹿野郎でした｡