- 名前
- ヤヨイ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 主にログ交流を愉しんでます♪ 読むのも書くのも大好きなので 気になったログには フレ...
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さなぎ
2008年11月16日 14:58
虫ネタです
苦手な方はスルーでよろしく♪
先月の終わりから 不調な日が続き
家の至るところは 散らかったまま
ただただ 生きながらえていた 自堕落な部屋を
小康状態にある今
少しずつ 片しています
しばらくは 主食はおかゆと決めたので
瀕死でレトルトを求めないよう
今日のような日に 作り置きして冷凍するよう
台所も 掃除へと入りました
コンロの真上に ゴミ...にしては 昔 見慣れたもの
茶色で 細長いものが ピトっとくっついていて
そのまま 布巾で拭く前に 観察してみたら
なんと 何かのさなぎでした
(家の中 キッチンの壁にですよ!)
多分 想像ですが
いつも 実家経由の野菜をくれる同期の子が
無農薬の白菜を わざわざ 車で届けてくれていて
間の悪いことに
その頃 私は胃痛だと思い込んだ激痛と戦っていて
青々とした野菜は 冷蔵庫にも入らず
棚の脇に 転がっていました
ぬくぬくした部屋で 野菜に乗って運ばれた虫は
そのまま成長を続け 晴れて飛び立つ日が近くなり
ここに 殻を作ったのではないでしょうか
茶色で まだ中にうごめく物が見えるように 愛しいさなぎを
箸で そっとつまみ
先ほど公園の木の葉に 落ちないよう包んで 置いてきました
以前 都会で見つけたみの虫についてのログに
懐かしさ満載で コメントしたところ
「女の人なのに珍しい」
と
どうも 引かれたようでしたが
人並みに ゴキブリが突如出てきたら
「う!」くらいには 思いますが
「キャー!怖い~!!!」
と可愛く抱きつく術は 全く持ち合わせがありません
ムカデのように危害を加える害虫は
ちょっと苦手ではありますが
なにせ 海あり山あり 小川ありの
真っ当な田舎育ちでは
女子のおままごとよりは
タドンのようになって 外を走り回る事が多かった私
虫に詳しいと尊敬の目で見られるので
年端のゆかない男の子に
「ね、ヤッチャン(仮称)、これって何?」
と問われると
カミキリ虫の種類のようだ
ゲンゴロウだよ
これは アゲハの幼虫(目のように見えるのは模様)
得意になって 教えたものです
ときどき答えに詰まると
「ちょっとトイレ!」
と家で時間を作り
大急ぎで 図鑑で確認して
「醤油バッタだね!」
と 知ったかぶり大王でした
さなぎに関する話しは 実はすんごいのがあるのですが
それは またの機会にして
一番酷い 拾い物の事を書きます
原っぱで 見つけた戦利品
拾いもん画像の かまきりの卵です
産卵の場所は かまきりの種類によるのですが
付近の草原には
ときに 枯れ木にこのように セピア色の保護色で同調する
卵を見ることができました
私は その日
何故かしら それを持ち帰り
「母さん、いいもの持ってきた!これ何だか分かる?」
編み物から目もあげず
母の返事は間髪いれず
『え、、、?また虫関係だったら母さん嫌よ!
明日には戻して来なさい!』
「え、やだ!なら学校に持ってゆく」
『また原田先生にヤヨイさんは活発すぎて、、とか言われるよ。
いいから 元あった場所に返してきて!』
「、、、、は~い、、、」
(チェっ)
そういうやり取りを
母も私も 指差し確認しないまま終わったのは 肌寒かった頃
すっかり 失念し
初春を迎え
遅い春も過ぎ
忘れもしない 半袖に切り替えた 初夏の午後
「ンギャー!!!」
と 何処の獣だ!と想われる声が 玄関から響き
狭い社宅だったので 1秒で 現場にゆくと
へたり込んで あ~あ~言っている 母の示す指先には
無数のチビかまきりが 閊えながら
天井に登り ポトポト落ちてきては また登りに進む
恐怖の滝になっておりました
平気だった人まで 一気に毛嫌いしてしまいそうな地獄絵が
いやらしいくらい陽のさしていた 玄関で
エンドレスに 繰り広げられていました
卵一個に 約200-300個の幼虫
生き残る ごく一部は 生まれたての兄弟を食べて
共食いを重ねて 成虫となるので
性分として 生まれたら すぐ逃げる習性の元
上へ登るそうです
後日 責任を持って 調べました
(だからといって母の怒りは収まらなかったけれど)
冬越しして 玄関の隅っこに忘れられた卵が
よくぞ 立派に。。。。
とは流石の私も 思えず
ザワっとした 暑い日の思い出です
掃除機で吸い込み
箒で 屍骸の確認をして
ゴミパックを捨てたと どんなに力説しても
しばらく母は 掃除をしませんでした
お風呂の薪管理・風呂蒲洗い・洗濯物取り込み
そして 掃除当番まで 小学校2年の女子は
その日から 背負う羽目になった訳です
可哀想な私...
って
完璧に 違うか~!!!
都会で 頑張って生息している虫は
健気で 素敵
うちで さなぎと化した あの子も
立派に羽化する日を迎えると信じています
まあ あの色合いと 野菜につくあたりから
蛾だとは 思いますが
あの蟷螂を
全て あの夏に送りだすブリーダーになれなかったこと
処置を忘れていたくせに
いま残念に 思えます
母さん ごめんなさい
全く 懲りておりませんでした
このデジログへのコメント
何か田舎のほのぼのとした感じがみえますね♪小さいカマキリ可愛いけどゾロゾロいると‥。蛾はダメです^^
> ミっキーさん
トラばって失礼しました。
ね?ミノ虫なんて実家では上物の部類でした。子カマキリの大群は不気味でしたよ~。大量発生は益虫でも怖いかも。また見つけたらよろしくです~♪
そういや30年はなるかなぁ…うちのテーブルの上でも大量のチビカマキリが^^;
母も大嫌いだった…
ザリガニも凄いヨ~
何通かログを読んでいくうちに 貴女の本質が見えてきたような!この先どんなログを書くのか楽しみです。
> 赤ワインさん
ご同業♪好きでも驚く光景ですよね。ザワついたけど、ちょっと感動も実はしていたのんきな私です。
ザリガニの卵は見たことないな。やっぱ大量に孵るものなの。
ちょっと見てみたい♪
> あすなろさん
へへ、最近ずっと気弱ログで通していましたが、お転婆(死語)な過去はどうしても隠せません。
ただ、今となってはあの頃は、時間を足りなく・短く感じ、毎日が楽しいだけだった、と。。
> ひこさん
やった~!博士!私は近所のガキンチョから虫先生と呼ばれて喜んでた。
好きな分野な特にナニやった?私は蟻と蜂と蟻地獄。
何でも飼って、家前は小さな王国でした(*^_^*)
> Puffyさん
美味しいから虫も食べるんだよね。良かった~お母さんのPuffyちゃんが平気で♪母親が騒ぐと結構子供も怖くなってしまうと聞いてるんよ。手のひらを太陽に透かしてみれば~だね♪
> 遥さん
お母さんは虫・怪獣には寛容でないとね(笑)蟷螂と目が合ったのですか!あの多角なレンズは凄いんやで。適わない大きな敵にでも必死で自前のカマを振るのは、健気で愛してしまいます(^_^)v
ヤモリがまだ家にいますから、都内じゃ珍しいかも。でも最近蟷螂見なくなりました。赤トンボの大群も、…
遠い昔を懐かしく思い出しましたよ!(^^ゞ☆田畑・山・川…で蛙・蝉・蜻蛉etc家で金魚と恋?鯉もです(^^)v
> やじろべいさん
まさに家の守り神ね♪大事にしてねヤモリ(爬虫類もいけてます)
蟷螂を見るには、遠出しないといけないのも難儀だね。トンボが一斉に夕焼けに飛ぶ光景は家路を急ぐ子供に戻りそう
> tomyanさん
恋は胸の中だけで飼っていてください(笑)田んぼにも谷にもいろんな生物がいて、毎日が発見だったね♪いまのようなゲームも遊ぶものもなかったのに、豊かだったと想ってしまいます
> 小春さん
写真で分かるってところ、怪しいな(笑)苦手な人にはトラウマになるそうな場面でした。インディ・ジョーンズで大量に襲ってくる嫌なものにランク・インもできそうかな?また虫ネタのときは無視で~
> nekoyanさん
お嬢さん、オッサレー(*^_^*)抜け殻って切なさと浪漫を感じる。綺麗なまま手にはいると大事よ。私の兄は何度もトンボに卵産まれました。慌ててほろってました。もったいない♪
ウチの会社の駐車場は、時々カマキリが散歩してますョ(^^)v
て、どんだけ田舎なんだ?^^;ww
> 爺やさん
のどか(^^♪良い環境でのお仕事ですね~。
因みにオオカマキリかしらん★カブトムシの角といい、カマといい、昆虫の世界でも武器を持つ子と知恵を使う子に分かれていて、愛しいですよね~
> りんさん
そうよ~娘のいいもんといったら花でなくて、突飛な物。家周りは私のコレクションだらけだったもん。蛙、好きだったら今も愛でることは出来るよ。ヌメっとした肌が心地よい。ってりんちゃん意外!
> てつやさん
蟷螂爆弾の経験者、結構いるね~。でも皆男性か↓
悪質な嫌がらせより、こうしたジョーク的トラップは、笑って許してもらえそう。。?
学校の教室が子カマキリで満たされたら、面白そう
素敵な思い出。母上は思い出したくなかろうが
命を尊ぶ。これこそが人の命を尊ぶ原点では。食べ物も感謝していただく。命をいただく訳やから。そうした積み重ねの上に「人を殺してはいけない」の答えがあるのかも
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