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69という数字

2008年10月11日 23:58

もちろん、オモテなのでHな話ではない。

世界中で新しい何かが始まろうとしていた

1969年という時代に憧れるのだ。

『赤と黒』のジュリアン・ソレルではないが

遅れてきた青年といったところか。

別に安田講堂に立てこもって

安保闘争をしたいという訳ではない。

世界中で起きた学生運動の盛り上がりとともに

音楽や映画、文学といった文化面でも

新しい感覚、感性によってもたらされた

作品が次々と発表されていく。

もちろん、69年以前からその兆候はあったのだが

その最高潮に達したのが69年と言ってもよかろう。

そんな時代を一緒に生きてみたかったのだ。



村上龍の作品にもそのものズバリのタイトルの

『69シックスティナイン』があるが

同時代を生きた氏にも69年という時代は

やはり格別な思いがあるのであろう。

S.キングの『スタンド・バイ・ミー』の

高校生版といった趣きもある優れた青春小説となっている。



そういえば、氏のデビュー作『限りなく透明に近いブルー』の

初版本は定価が690円である。

69=ロックである。

こんなところにも69というこだわりが見える。

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