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サン・スーシの女

2008年10月02日 00:31

僕の大好きな映画に「ソフィーの選択」「サン・スーシの女」があります。
これらは、第二次世界大戦ナチズムによって虐殺されたユダヤ人からの視点で悲劇を描き、戦争の悲惨さを訴えたものです。一方、「バラダイス・ナウ」「ナクバ」を見て非常に感銘を受けます。これは、かつては世界史の中で悲劇の民族となったユダヤ人たちが、今度はパレスチナ人をはじめとするアラブイスラムの民を虐殺し、拷問する物語です。
 これは日本と中国、日本と朝鮮大韓民国朝鮮民主主義人民共和国)、日本とその他のアジアとの間でも続いている問題です。
 かつて虐殺した側が、次は糾弾され、そしてまた仕返しをし・・・。
 ですが、彼らヨーロッパ文明に属する人たちは、お互いに(たぶん、憎しみも籠めて、相手を糾弾する映画・小説・絵画その他の手段で)やりあっています。もしかしたら、これって、健全なのかもしれません。だとしたら、僕たちはもっと他国の人の声を聞き、そして言い返す(まずはきちんと聞きましょうね)ことが大切なのでしょう。

 さて、この「サン・スーシの女」はロミー・シュナイダーの遺作です。僕は中学校高校かな?)の頃、「夕なぎ」という映画(そういうタイトルだったと思います)の試写会ロミー・シュナイダーを知りました。彼女はこの映画の中で、ミショル・ピッコリ演じるマックスが年老いてからの妻の役を演じると同時に、マックスが両親を亡くした後に面倒をみてくれたエルザの役も演じています。
 あらすじは、1981年、国際連帯人権擁護の世界的な組織のようです)の創始者であり資産家でもあるマックスミシェルピッコリ)はパリで世界人権擁護委員会の会に出席後、パリパラグアイ大使館を訪れ、大使フェデリコレゴを射殺します。ただちに捕えられたマックスが、面会に訪れた妻リナに語ったのは、ユダヤ人である彼の人生でした。12歳の時にナチのに父親を目前で殺され、自分も足を木にたたきつけられ、一生涯杖に頼る身にさせられます。そんな彼を救ってくれたのは自由のための出版を行う出版社社長ミシェル・ウィーナーとその美しい妻エルザ(ロミー・シュナイダー)です。ミシェルは会社を売って金にしようとベルリンに残り、エルザはマックスとともにパリに逃げ出すのですが、いつまでまってもミシェルパリに来ず、列車の車内でフランス人モーリスに大金を預けた直後にナチに逮捕され収容所に収容されます。
 エルザは生計を立てるためにクラブで働き、酒におぼれ、それでもミシェル収容所から釈放させようと、クラブの常連であるナチ党員の(若き日の)フェデリコレゴに抱かれます。 やっと、釈放され、再開するミシェルとエルザのふたり。バー(カフェ)「サン・スーシ」の前で抱き合っていると・・・・。
 復讐という(テロルに反対している立場でありながら)個人的な憤りで殺人を犯したマックスに下された判決は・・・・。
 抱きあうマックスリナですが、そこにテロップが流れます・・・。
 復讐は復讐をしか生まないのでしょうか。 

なお、この映画は日本ではDVDになっておらず、レーザーディスクで見ました。

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