- 名前
- shinji
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スウィーツ大好きです。 フットサルなど、スポーツも好きです。 バーベキューとかキャン...
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フリーター???
2008年09月24日 23:59
今日は、帰ってきて、部屋のクーラーをつけたら、水がボタボタたれてきた。
コップを置いておいたら、すぐに、いっぱいになった。
こんなに、部屋の湿度が高かったのかなあ、と思った。
麻生さんが、首相になった。
なんとなく、大丈夫かなあ、と不安になるのは、俺だけか?
しかし、人は見かけによらない、という時もある。
え、この人が?
というときもある。
ビジネスセミナーに行ったとき、隣に座った人は、
髪はボサボサ、
デニムをはいて、長そでシャツをイン、
汚いスニーカーを履いていた。
ビジネスとは、無縁な感じの人だ。
この人から、モノを買おうと思う人は、いないと思う。
この人にお金を払って、何かしてもらおうと思う人は、いないだろう。
でも、非常にまじめに、講師が言ったことをメモしている。
たいした話でもないのに、と俺は思っていたが、あまりにも、熱心にメモをとっていたので、偉いな、と思った。
そして、休み時間には、分厚い本をだし、一生懸命、読み始める。
俺は、どういう人なんだろう?
と思った。
話しかけた。
「ずいぶん難しそうな本を読んでいますね。」
と俺は、言った。
本を読んでいるのを邪魔されたので、嫌な顔をするかな、と思ったら、
ニコニコして、
「歴史の本なんですよ。僕ね、お城が好きで、いろんなお城に行って、写真を撮ってるんですよ」
と言った。
「そうなんですか。歴史は、詳しいんですか?」
と俺は訊く。
「それほどでもないですけど。この写真、わかります?犬山城なんですよ。この時代は…」
嬉しそうに、話す。
こういう高校の先生はいるなあ、と思った。
歴史の先生なのかな?と思った。
その教科が好きでしょうがない先生。
俺は、高校の時に、2人の良い先生に会った。
一人は、生物の先生で、分子生物学の授業をしてくれた。
高校の先生で、あそこまで、分子生物学の知識のある先生はほとんどいない。
当時の最先端の生物学の授業をしてくれていたと思う。
もう一人は、数学の先生で、数学が得意な生徒から、数学が苦手な生徒まで、一生懸命、教えてくれた。
放課後に、補習までしてくれた。
大学入試のための授業と、数学が苦手な人のための補習のための授業を曜日を変えて、してくれた。
授業を受けているだけで、本当に数学が好きで、生徒に数学を理解してもらいたいと思っているのが、伝わってきた。
その先生は、俺達が卒業した次の年に休職し、大学院へ数学の研究をしにいった。
どんな生徒も、尊敬していた。
そういう先生は、本当に必要だと思う。
ニコニコしながら、いろいろ歴史やお城の話をしてくれた。
懐かしい気分になった。
俺は、
「高校の先生ですか?」
と訊いた。
「いえ、違います。お城は、ただの趣味です。」
とその人は答えた。
そうかあ、趣味かあ…。
そういう人いるなあ、と思った。
すごく知識のある人。
歴史マニアなのかな?と思った。
俺の友達に、鉄道マニアがいて、鉄橋の下で音を聞いただけで、「○○系が通過した」なんて言うのがいる。
電車のエアコンの形まで、わかっている。
それがマニアだ。
歴史マニアも確かにいる。
教科書に書いてある、あの歴史は嘘で、本当は、こうだ、とか、
武将の○○は、ホモだった、とか、
そんなことに詳しい人もいる。
マニアの知識は、バカにできない。
天体観測とか、考古学は、マニアにずいぶん協力してもらっている学問だと思う。
なんでも、極めるのは、良いことだと思う。
俺は、そういう人たちを尊敬する。
「歴史は、ずいぶん前から研究されているんですか?」
と俺は訊いた。
「先月からです。」
と答える。
俺は、「???」となった。
俺は、
「中学生のときから、ずっと歴史が好きで…」
とか、そういう答えを期待していたのだが…。
先月から調べ始めたのか?
これは、マニアと言えるか?
高校の先生ではない。。。歴史マニアでもない。。。
なんか、俺の予想は、すべて外れていく。
どうなってる…。
この人は、何者だ?
俺は、もう、単刀直入に職業を訊こうと思った。
「何をされているんですか?」
その人は、
「フリーターのようなものですよ。たまに海外に行きますけど。でも、海外でもフラフラしてます。」
と答えた。
そうか、と納得した。
俺の友達にもいる。
バイトをして、お金がたまると、いろんなところに行く人。
小笠原諸島の小さな島に行ったり。。。
ベトナムに行ったり。。。
自転車で、遺跡を巡ったり。。。
いろんなお寺に行ったり。。。
ただフラフラしているのとは違い、一応、目的があり、調べてから行く。
そういう人がいる。
この人は、そういう人なのだろう。
バイトでお金がたまったら、次は、お城を巡るのだろうと思った。
納得した。。。
セミナーが終わったので、
最後に、名前とmixiのニックネームを教えてもらった。
mixiにアクセスし、日記を見た。
「え?うそ?」
驚いた。
個展を開くほど有名な、プロのカメラマンだった。
賞もとっている。
そんな有名なカメラマンとは知らず、
勝手にフリーターだと思ってしまった。
本当に申し訳なかった。。。
人は、みかけによらない…。
(9月30日まで、その人は渋谷で個展を開いてます)
このデジログへのコメント
そっちに才能持ってかれてこっちが全く…
な人いますよね☆
芸術家っぽくていんじゃないでしょーか☆
人っておもしろいですね!
そういうギャップのある人いいですね!
何人かカメラマンの知り合いがいますが、そういえばみんなフリーターぽい(笑)彼らはそれが正装なのかも?
> シロさん コメありがとうございます。結局、カメラマンだったんですけど、わからないものですね。。。
> ゆりあさん コメありがとうございます。難しいです。でも、すごく良い人だ、ていうのは、すぐにわかりました。
> ゆうな(´・ω・`)ゞさん コメありがとうございます。見かけも大事ですよね。カメラマン、と言われると、そんな感じでしたね。ほんと、わからないものですね。
> yuriaさん コメありがとうございます。不思議な人です。でも、すごく良い人なんです。原価割れで、仕事引き受けることも多いみたいです。
> Diggyさん コメありがとうございます。芸術家は、髪の毛ボサボサの人が多いですよね。何でだろう、といつも思います。
> モモさん コメありがとうございます。ギャップがすごくあるんです。実際に写真を見ると、本当にすごいです。
> milkさん コメありがとうございます。カメラマンの正装かもしれないですね。大きい荷物を持っているフリーター風の人がいたら、カメラマンだとおもえばいいかもしれないですね。。。
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