忘れてはダメ

アメリカの金融機関の動揺は、いつ収まるのか。

アメリカのポールソン財務長官にしても、バーナンキFRB議長にしても、ライス国務長官にしても、
見た瞬間に優秀な人なんだろうな、と思う。
顔が違う。緊張間や鋭さがある。
世界で、トップの頭脳だと思う。

日本の政治も、もっと優秀な人を使って運営してほしい。




見栄を張ってしまうときは、誰でもあると思う。

女性の前で、カッコつけようとして、
男性の前で、印象を良くしようとして、

見栄を張ってしまう経験は、あると思う。


男性だと、優秀な人に見られようとする。
年収が多いと思われようとする。

特に、好きな人の前だったら、見栄を張ってしまうことがあると思う。



相手がいることだから、あまり、すぐには書かない方がいいと思っていたけど、そろそろいいかなあ、ということで。。。

7月21日にバーベキューをした。このログでも、何回か、その時のことを書いた。
そのとき、小学校時代の友達M君も呼んだ。
でも、M君は直前になってバーベキューに来られなくなってしまった。

その理由は、デート。
しかも、No1キャバ嬢。

まあ、千葉県なので、新宿のNo1キャバ嬢とは、だいぶ違うと思うが…。
それでも、No1キャバ嬢。。。

名前は、ミホちゃん。

すごいと思う。
年収300万円の男が、
No1キャバ嬢とデート。

2か月に1回しか行かない男が、No1キャバ嬢とデート。。。

キャバ嬢は、高価なものを貢いでも、なかなか、デートしてくれないのに、プレゼントも渡さずにデートをする。
やはり、M君は、すごい。。。


M君は、地元のキャバクラに行った。
たまたま、すいていた時だったので、ミホちゃんがついてくれた。

普通の男は、収入が少ないくせに、見栄を張り、
「俺は、金を持っている。」と言ったり、
高額なプレゼントを渡したりする。

そして、自慢話をする。

キャバクラは、そういうところなので、全然、悪いことではないが…。


しかし、M君は、
店に入ると、店長に、
「僕は、今日3万円しか持っていません」
と正直に言う。

ミホちゃんには、
「僕は、年収300万円なので、何回も来られないです。」
と言う。

キャバクラ嬢にしてみたら、すごく新鮮だったと思う。
ここまで、見栄を張らない人は、なかなかいない。
特に、かわいいキャバ嬢の前だったら、ほとんどの人が、見栄を張る。

普通の人は、仕事の自慢話をする。
自分が、どんなに優秀かを話す。

でも、M君は、大好きな野球の話をする。

ミホちゃんは、阪神ファンで、野球が好きだった。
野球が大好きなM君は、いろいろ話せて、楽しかったそうだ。
なかなか、野球の話をわかってくれる女性はいない。

まして、プロ野球の2軍の話なんて、わかる人はほとんどいない。


2か月に1回だけそのキャバクラに通っていた。
ミホちゃんも、
「無理してこなくていいよ」と言い、
高い酒も勧めない。

M君は、もしかしたら、と思い、
野球を見に行こうと、誘った。
なんと、ＯＫがでてしまった。

しかし、その日が、俺達とバーベキューをする日だった。

M君は、悩んだ。
と、いうことはない。

野球が優先にきまっている。
デートが優先ではない。。。

ここがポイントだ。


7月21日にプロ野球を見に行った。
2人で神宮球場に行き、ビールを飲みながら、野球を見ていた。
しかし、M君は、どんどんヒートアップしてしまった。

その日は、ヤクルト　対　横浜　戦だった。
M君は、ヤクルトファンだ。
序盤から、横浜がリードしていた。

M君は、一生懸命、応援した。

いつのまにか、
頭の中から、ミホちゃんが消えてしまった。

メガホンで、大きな声で応援し、横浜の選手にヤジを飛ばし。。。

ミホちゃんのことは、完全に忘れている。
ミホちゃんがトイレに行っても気づかないぐらいだ。


帰りの電車の中でも、その日の試合の話をする。
他のことは、どうでもいい。
とにかく、M君は、野球のことだけで、頭がいっぱいだ。


俺と、そのあと、電話で話したとき、M君は、言っていた。
「駅で別れたのが、最後だった。」
「電話もメールも、もうこない。」

M君は、最も女性が嫌うことをしてしまった。
一緒にいる、女性の存在を忘れること。。。

これは、どんな女性でも、怒る。


M君の恋愛は、野球で始まり、野球で終わった。
俺は、M君らしいと思う。

次はがんばってくれ。。。