- 名前
- じゅん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 46歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- 札幌住み。気軽にメールから仲良くなれたらステキだな~。はー会社に缶詰生活が続いており...
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夏のカケラ
2008年09月24日 04:56
日曜日は友達と雨の中、横浜三渓園に行ってました。
三渓園はもともと実業家さんの広大な私有日本庭園。
今は有料ですが整備された日本庭園と日本中から移築されてきた、珍しい古民家が点在しているステキな公園です。
今回の横浜トリエンナーレ(アジア最大級の現代美術祭)の会場の一つになっています。
雨に濡れて青が深い木々も、波紋でざわつく池もステキなんですが、俺の靴もぐちょんぐっちょん。
飛騨の合掌造りの家屋で雨宿りすることに。。。
「ん!!」外に面した座敷で男女が抱き合ってごろしてる。。。
なんて非常識バカップルだ!っと思ったが、良く見ると男女の周りに人が座り、その光景をゆっくり眺めている。。。
なんととあるアーティストのパフォーマンスでした。
それにしても良くない。全然わからん。
「なんだか欧米的な発想だなー」っと思って見ると日本人のパフォーマーでした。
日本人がその歴史と文化のある空間で、そのパフォーマンスしか出てこなかったのか!っと思うと不愉快でした。
そこは開放された空間。
偶然通りかかった人や家族づれが、顔を背けるその風景は、作者にとって成功とは言えないでしょうね。
あ、話がそれた!
この建物の縁側で雨で白くぼやけた風景を眺めていると、気になる物が。。。
写真のこれ。わかります?
セミの抜け殻がかやぶき屋根の端っこにくっついてました。
この幼虫はかやぶきの屋根から出てきたのでしょうか?
それとも地中から出、柱を登り、はりをつたってこの場所を羽化の場所と決めたのでしょうか?
中身のない抜け殻にセミの持つ生命力と情念みたいな物、感じます。
セミって不思議。なんでそんな長い間、地中にいないといけないのか?暗い空間で何を思っているのか?
成虫になってわずか数週間で死んでしまうセミ。。。不思議です。
有名であろうアーティストの空っぽなパフォーマンスと幾多の物語の可能性を秘めるセミの抜け殻。
改めて美術は難しいなーと思いました。
このデジログへのコメント
ん…アーティストっていうのは、時々うさんくさいよね^^
>げんきさん
わんこわかってますねー。なんかおもちゃにでも見えたのかな?
>ユウさん
まったく最近はどこの世界にもうさんくさい人多すぎですよー
>あおさん
すごく面白かった。古民家大集合な感じ。紅葉時期にもう一度行きたいなー。
>マイケルイオリジャクソン
絶対そんな風に生きられない。。。人間の価値観の狭さ感じます。セミすげー
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