- 名前
- じゅん
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- ♂
- 年齢
- 46歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- 札幌住み。気軽にメールから仲良くなれたらステキだな~。はー会社に缶詰生活が続いており...
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木の存在感
2008年09月22日 02:41
地元から友達が来てたので、週末2日間は美術館めぐり。。。
5、6箇所まわったかなー?
実際、学校出てからこんな集中的に回るには久しぶり。
現代美術、映像、彫刻とお目当ての作家目的で重点的にまわりました。
やっぱ見てるこっちも集中してるんかな?へっとへとです。
でも有意義でした。
まだ情報のの整理ができてないので確信的な部分はゆっくり消化してここで文章にしたいと思います。
今回はその中から一人の作家をピックアップ!
現在、目黒の庭園美術館で開かれている彫刻家、舟越桂さん。
昔から機会があれば生で見たいなーって作品だったので、こちらもやる気まんまんでした。
実際見て、びっくり!すげーー存在感!
これは生きてる!木なのに凄く生々しい。
直立的な作品ばかりなんで今にも動き出しそうって感じではない。
でも確かに命がある。そんな匂いのする作品ばかりでした。
彼の作品の大きさは、ほぼ人間と同じスケール。作品の目線もほぼ人のそれと同じ。木目の上にうっすら彩色してあり、目はガラス。
とても同じ人とは思えませんが、すごいリアリティーでした。
マメ知識ですが、木の表面の手触りは人間の皮膚の摩擦係数とほぼ同じ。
木の柱や家具に温かみ感じる要素の一つです。
彼の作品は人間の肌のような質感でありながら、木が本来もっている重量感、どっしりそこに根を下ろしている感じが凄かったです。
またニクイ事に今回の展示場所は美術館ではなく、昭和初期的なモダンな洋館。温かい暖色の光と、古いんだけど伝わってくる品のよさ、そんな空間と彼の作品は非常にマッチしてました。
企画した人、ニクいですねー。
興味ある方は是非おすすめです。
このデジログへのコメント
我が郷土の誇る彫刻家船越保武氏の息子さんですね。「風の日のスフィンクス」が盛岡に来たことがあります。
>エフさん
やっぱり温もり感じるせいか、石彫より木彫の方が好きですね。
あとニオイも好き
>沙奈さん
良くご存知。戦後日本の彫刻を牽引したらしいですね。スフインクスシリーズ好きです
>あおさん
木目いいよねー。波のようで。。生命のリズムと余韻を感じさせます。
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