喜んで貰いたい

７月最後の日は負け続けた馬のお話です

２００３年６月のデビュー以来、一度も勝てなかった
２９日、園田競馬場の第８レースに出走し、ついに勝ちました
連敗記録は国内最多の１６５で止まった

今年６月には１６２連敗となり、国内競走馬の連敗記録ハクホークインを１６年ぶりに更新
しかし最近は調子がよく、上位でゴールすることが多かった
栗林徹治調教師
「正直、ほっとした。レースの後、歩き方が自信にあふれていた。よほどうれしかったのだろう」
と笑顔で話したそうです
板野央騎手
「大きなレースに勝てた時と同じぐらいうれしい」



昔初めて馬に乗った時、馬鹿にされてしまいました
お前、初心者だな、と
馬は犬より頭がいい
馬は感情が大きい
怒る、笑う、そして悲しむ
馬は勝ち負けが解ります
恐らく毎回、いつもいつも勝とうと頑張っていた
自信を無くしていただろうな
でも、諦めない
周りのみんなに喜んで貰いたい
だから頑張った
エリザベスクィーンが一番驚いたのでは無いかな
勝てばこんなにみんなが喜ぶ？　と


ハルウララは結局勝てずに１１３回負けて引退しました
毎回一生懸命に走る姿に涙が出た
人間世界でもそうですが、勉強も仕事も何でも結果だけが重要視されます
過程は見てくれません
私はその過程を、なるべく見る様にしています
私が大学受験に三浪もしたので、そう考えるのでしょう


“無事これ名馬”
ハクホークインもハルウララもエリザベスクィーンも
大きな怪我をしていません
名馬です



半分の力で出来てしまう人
全ての力を出しても出来ない人
それぞれです
人はそれを能力と呼びます
大切な事・・・一生懸命にやる
半分の力で出来てしまう人は、一生懸命になれません
私はそんな人は要りません


負け続けてもいいじゃないですか
一生懸命にぶつかれば、それでいい
周りがどう見ようが思おおが、私は俺は頑張っているぞ
それでいい


https://jp.youtube.com/watch?v=01J-RtxINB4