落書き祭

なんか、巷では、海外の観光地での落書きが騒ぎになっている様子。
確かに、海外で日本語の落書きを見つけると恥ずかしいですねぇ。
で、同じことを思った日本人が「恥ずかしい」とブログに画像つきで載せたら、騒ぎが大きくなったと。２ちゃんでは祭になっているようです。

短大生とか大学生とか、いろいろやってる人はいるようです。族の連中が○○参上、とスプレーで書くのと同種のことでしょう。
観光地ではないですが、ナポリ近郊の列車にはスプレーで落書き（文字ではなく、単にスプレーをふきかけるだけ）がされていますから、落書きは人類の共通の趣味なのでしょう。

とはいえ「こんなことを他人がみたらどう思うだろう？」という視点が全く欠けているのはどうでしょうかね。
名前や学校名をかかなければ分からなかった、のは事実でしょうし、そういった個人を特定できる情報を書かなければ落書きしてもいい、わけではありません。でも、学校名を書けば、学校に迷惑がかかる、日本語で書けば日本人だとバレル、とかは考えてないわけです。
そーいえば、もう15年くらい昔になりますが、知り合いの大学院生（それも有名どころ；大学生じゃありません、院生ですよ）が、出席のある授業で「○○君は出張なので、××が代わりに書きます」と出席シートに書いて担当の先生から呼び出されたことがあったそうです。
素直で無邪気といえばそうですが、これじゃあ「どうせお前らの目は節穴だろうから、わからんだろう」と挑発しているとも取れる行為です。でも、無邪気な人はそうは全然思わなかったそうで、自分が代返を頼まれたからその通りにした、ということだそうです。

なんだか、今回の落書き事件と根っこは同じような。ちなみに、その時の大学院生、今なら30代後半でしょう。子供の一人や二人はいるでしょう。

結局誰も「自分以外の視点でものを見る」訓練がまったくできてないのだなぁ、と思うのです。それって、社会生活をする上では勉強よりずっと大切なことなのですが。
そんな世代が親になり、子供がもう大学生かと思うと、なんだか日本にいるのが嫌になります♪
ま、それだけ日本が豊かになった（人の好意による協力はいらなくなった）、ということなのでしょう。

そうはいっても、時々、こんな方々が祭でさらされれば「ああ、こんなことはしてはいけないんだ」と大きなお友達でもわかる、という利点はあるのかもしれません☆
親や学校の言うことはきかなくても、こんなことをすれば２ちゃんで晒される、ってのは学習するでしょうから、よっぽど効果的かも♪
そういう意味では面白い時代です。

堅苦しい話なので、最後に軽い話題。
木曜深夜の楽しみは「爆笑オンエアバトル」ですが、ウィンブルドンテニスのため2週お休みです。
テニスは嫌いではないですが、ちょっと残念です。

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今日の一言：「こんな変なものを好きになるのは自分だけだ、と思っても実は多くの人が好きになっている」
蓼食う虫も好き好き、といいますが、蓼を食う虫はたくさんいるようです♪

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本日の画像は、モンテールのカフェモカのエクレアです。期間限定に引っかかりました。
チョコレートです。美味しかったです。