「モラ夫君」

信楽焼きのタヌキを見る度に思い出します

小さい頃、京都の家の近くに私の背の倍ほどもある
大きなタヌキが置いてありました
何か悪い事をする度に
「タヌキの所に連れて行く」
母に何時も言われます
あの顔、怖くて堪らなかった
可愛い頃も有ったのです

誰かが泣いていると、私が犯人と近所中の人達が思う程の悪ガキ
ガキ大将でしたが、弱い者苛めなんてしなかったのに
何時も私が犯人扱いでした


貴方の一番古い記憶は何ですか？
私はこのタヌキ
幼稚園か小学校に入ったばかりの頃です
その頃の事は他に何も覚えていません

それ位、小さい頃の強烈な思い出は大人になっても残ります
Ｊ・ケラーマンの作品も殆ど読んでいますが、
子供の頃のトラウマ
あるメル友さんから教えて貰った事が有ります
いや、名前を言っても良いでしょう
pekoさん
貴方もサイドに行ってログを読むといい

「モラ夫君」
私には聞いた事も無い言葉
貴方はご存知ですか？
モラルハラスメント
夫が妻に言う言葉の暴力
それを常日頃聞く子供達
母親を軽んじ、言う事を全く聞か無くなる

私の子供の頃
父親は天上の人
怖くて近寄れもしない
母親は身近でも絶対服従の人
それが当たり前
親にタメ口なんてしたものなら・・・
する事はおろか、考えもしません
常に敬語でした

最近は驚きます
母親ばかりでは無く、父親にも敬語どころか
友達との会話の様

そんな事はいい
暴力は大嫌いです
私は子供の頃から空手をしていました
その先生が言っていた
「殴られても殴り返すな、お前のほうが強いのだから」
また、
「喧嘩は負けておけ、お前が手を出すと相手が大怪我をする」

それは身体・力の事
心・精神・言葉の暴力は
遥かに大きくまた凄い