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本場のシュト−レン♪

2007年12月09日 12:34

本場のシュト−レン♪

 どういうものなのか?っていう質問を受けたので

 調べてみましたw


 その結果

 自分が思ってたシュト−レンと

 本場のシュト−レンが

 まったく違っていたことが判明しました!



 ふぅ~、間違っておぼえるとこだった・・・






 シュト−レンとは?


 シュトーレンはドイツ伝統的なお菓子

 イーストを使って作られる

 パン生地を熟成させていく変わったお菓子


 シュトーレンはもともと

 ザクセン州の州都ドレスデン

 クリスマス時期に焼かれる郷土菓子でした。

 その起源は14世紀とも言われています。

 16世紀には王族教会などの高層で

 すでにクリスマスプレゼントとして使われていたみたい



 現在は、街でシュトーレンのにおいがし始めると

「今年もクリスマスがやってきたな♪」

 と街の人は感じるほど

 町中のパン屋さん・お菓子屋さんで焼かれています。


 日本でいうケーキのように

 おめでたい時にはいつでも食べる人もいます。



 クリスマス時期のシュトーレンの食べ方

 クリスマスの4週間前

 キリスト教でいう降臨節にシュトーレンを用意します。

 同時にろうそくも4本用意します。

 ろうそくは日曜日ごとに1本ずつ灯し

 だんだんと明るくなっていきます。
 
 シュトーレンはスライスしてすこしずつ食べます。

 クリスマスを迎えるころにはろうそく4本すべてに火が灯り

 部屋が明るく暖かくなり

 シュトーレンはちょうど食べきるころになります。



 少しずつ食べていく習慣については

 昔

 高価な材料があまり手に入らず

 クリスマスという特別な時にだけ食べられるお菓子ということで

 一切れずつ大切に味わって食べていたのではないか?

 と言われています。



 シュトーレンの種類


 シュトーレンとは、ドイツ伝統的なお菓子だけあって

 その分量や呼称に法律で定義がつけられているものもあります。




 クリストシュトレン(Christstollen)


 一般的に呼ばれている名称の基本のシュトレンになります。

 シュトレンと呼ばれるものは

 小麦粉100%に対し、バター(82%以上のバター)が

 最低30−50%の分量含まれているもの

 または、純正バターバター100%)が

 最低24,6%、マーガリンでは30,75%の脂肪分が

 含まれているものと食品法で規定されています。


  乾燥物の分量は

 小麦粉100%に対し、最低60%が含まれなければなりません。


 上記の規定にそぐわないものは

 シュトレンと称することができないことが定められている。




 ヴァイナハツシュトレン(Weihnachtsstollen)


上記と同じものの別名で、規定されている名前ではありません。

 一般的に上記と同じように使用されています。

 バターの量30%、ドライフルーツ60%




 
 ドレスナーシュトレン(Dresdner Stollen)


 バター20%、マーガリン20%、

 ドライフルーツ70%、アーモンド10%


 ドレスナーシュトレンは、ドイツ国法で

 ドレスナーで作ったもの以外でこの名称を使うことが

 禁じられており

 ドレスナー以外で作られたシュトレン

 この総称を使いたい場合は

 ドレスナー種のシュトレン(Stollen nach Dresdner Art)

 と呼ばれます。

 ただし分量についての規定ではなく

 ドレスナーのパン屋さんがそれぞれの材料と配分で作るので

 上記の配分が規定されているわけではない。




 ブッターシュトレン(Butterstollen)

 バター40%、ドライフツーツ70%

  補足−純正バター(100%バター)の場合は32,8%です。

 バターの名称の配分が規定されています。

 パジパンの使用は禁止されている。




 マンデルシュトレン(Mandelstollen)


 バター30%、アーモンド20%・アーモンドの最低量20%

 加えて

 パジパン(モモの種で作られたマジパンに似せて作られたもの)

 の使用は禁止されています。





 その他シュトレンアレンジされたもの。



 マジパンシュトレン(Marzipanstollen)


 真ん中にマジパンが入っているシュト−レン

 マジパンが30%以上使用されているもの。

 日本ではだいたいコレが売られていますw




 モーンシュトレン(Mohnstollen)


 中にブルーポピークリームが渦巻状に巻き込んである

 シュト−レン

 モーンが8%以上使用されているもの。




 クヴァークシュトレン(Quarkstollen)


 クヴァークを40%配合したシュト−レン。

 クワークを10%以上使用しているもの。







 

 日本と本場の違い


 日本のシュトレーンの殆どが300gぐらいのぶりのものがほとんど

 これでは周りについた砂糖の味が邪魔をして

 シュトーレンの本当の美味しさが味わえませんw

 
 シュトーレンの本当の美味しさは外の砂糖ではなくて

 中身の生地なのです。


 生地が砂糖

(外の砂糖はシュトーレンの保存が目的で作られます)

 に守られ

 より熟成されていき、本当の美味しい生地になります。


 それゆえ、大きいシュト−レンの方が

 スライスした時に中の生地面がより大きくなるため

 より美味しく食べれます。



 
 本場ドイツのシュト−レン

 ベッカライ・コンディトライ・エンゲルハ−トさんの場合 


 長さ だいたい26cmぐらい 750g

 100gで910円ぐらい←送料込み



 日本で売られているシュト−レン


 長さ だいたい11~12cmぐらい 150~180g

 100gで800~930円ぐらい



 
 はいw

 見てのとうりそんなにかわりません!
 
 本場のシュト−レンの方がお買い得です♪




 

 味の変化


 日本のシュトーレンは日持ちはしますが

 日が経つにつれて味わいが深くなり

 熟成されていくものは殆どありません。


 本場のシュトーレンは

 熟成されて食べる事まで前提としてつくられています。



 食感


 日本のシュトーレンは中味が詰りすぎてまるで

 ケーキのような感じw

 本来のシュトーレンはパンであり

 生地はしっとりとしているにもかかわらず

 パン本来の発酵気泡がしっかりとあり

 なんともいえない食感があります。



 あ~!

 だから初めて食べたとき

 パンだと思わなかったんだ・・・






 コメレスで~す♪


 dear てんさん

 野菜をうまく摂るのは難しい~

 炭水化物ばかり摂ってしまうパン職人です(泣

 ほほうw飲み物だったら手軽に摂れていいですね♪


dearmimiさん

 昨日の夜ごはんは野菜たっぷりの鍋にしました♪

 味付けはホンダシハマグリの素、醤油のみですw

 野菜からもダシが出るからおいしかったです♪


dear さちさん

 かぼちゃはうま~い♪

 パンプキンス−プ♪体があったまりそうでイイですね~♪

 探してみます(笑




 過去ログへのコメレス


dear ゅぅさん

 スタバ好きですね~♪

 こんど遊びに行っちゃいますよ~(笑

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