- 名前
- パン職人さん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ロック系のライブによく出没します♪ 気の赴くままに散歩するのが好きかなぁ♪ 和モノ大...
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本場のシュト−レン♪
2007年12月09日 12:34
どういうものなのか?っていう質問を受けたので
調べてみましたw
その結果
自分が思ってたシュト−レンと
本場のシュト−レンが
まったく違っていたことが判明しました!
ふぅ~、間違っておぼえるとこだった・・・
シュト−レンとは?
シュトーレンはドイツの伝統的なお菓子で
イーストを使って作られる
パン生地を熟成させていく変わったお菓子
シュトーレンはもともと
ザクセン州の州都ドレスデンで
クリスマス時期に焼かれる郷土菓子でした。
その起源は14世紀とも言われています。
16世紀には王族や教会などの高層で
すでにクリスマスのプレゼントとして使われていたみたい
現在は、街でシュトーレンのにおいがし始めると
「今年もクリスマスがやってきたな♪」
と街の人は感じるほど
町中のパン屋さん・お菓子屋さんで焼かれています。
日本でいうケーキのように
おめでたい時にはいつでも食べる人もいます。
クリスマス時期のシュトーレンの食べ方
クリスマスの4週間前
キリスト教でいう降臨節にシュトーレンを用意します。
同時にろうそくも4本用意します。
ろうそくは日曜日ごとに1本ずつ灯し
だんだんと明るくなっていきます。
シュトーレンはスライスしてすこしずつ食べます。
クリスマスを迎えるころにはろうそく4本すべてに火が灯り
部屋が明るく暖かくなり
シュトーレンはちょうど食べきるころになります。
少しずつ食べていく習慣については
昔
高価な材料があまり手に入らず
クリスマスという特別な時にだけ食べられるお菓子ということで
一切れずつ大切に味わって食べていたのではないか?
と言われています。
シュトーレンの種類
シュトーレンとは、ドイツの伝統的なお菓子だけあって
その分量や呼称に法律で定義がつけられているものもあります。
クリストシュトレン(Christstollen)
一般的に呼ばれている名称の基本のシュトレンになります。
シュトレンと呼ばれるものは
小麦粉100%に対し、バター(82%以上のバター)が
最低30−50%の分量含まれているもの
または、純正バター(バター100%)が
最低24,6%、マーガリンでは30,75%の脂肪分が
含まれているものと食品法で規定されています。
乾燥物の分量は
小麦粉100%に対し、最低60%が含まれなければなりません。
上記の規定にそぐわないものは
シュトレンと称することができないことが定められている。
ヴァイナハツシュトレン(Weihnachtsstollen)
上記と同じものの別名で、規定されている名前ではありません。
一般的に上記と同じように使用されています。
バターの量30%、ドライフルーツ60%
ドレスナーシュトレン(Dresdner Stollen)
バター20%、マーガリン20%、
ドライフルーツ70%、アーモンド10%
ドレスナーシュトレンは、ドイツ国法で
ドレスナーで作ったもの以外でこの名称を使うことが
禁じられており
ドレスナー以外で作られたシュトレンで
この総称を使いたい場合は
ドレスナー種のシュトレン(Stollen nach Dresdner Art)
と呼ばれます。
ただし分量についての規定ではなく
ドレスナーのパン屋さんがそれぞれの材料と配分で作るので
上記の配分が規定されているわけではない。
ブッターシュトレン(Butterstollen)
バター40%、ドライフツーツ70%
補足−純正バター(100%バター)の場合は32,8%です。
バターの名称の配分が規定されています。
パジパンの使用は禁止されている。
マンデルシュトレン(Mandelstollen)
バター30%、アーモンド20%・アーモンドの最低量20%
加えて
パジパン(モモの種で作られたマジパンに似せて作られたもの)
の使用は禁止されています。
その他シュトレンのアレンジされたもの。
マジパンシュトレン(Marzipanstollen)
真ん中にマジパンが入っているシュト−レン
マジパンが30%以上使用されているもの。
日本ではだいたいコレが売られていますw
モーンシュトレン(Mohnstollen)
中にブルーポピーのクリームが渦巻状に巻き込んである
シュト−レン
モーンが8%以上使用されているもの。
クヴァークシュトレン(Quarkstollen)
クヴァークを40%配合したシュト−レン。
クワークを10%以上使用しているもの。
日本と本場の違い
日本のシュトレーンの殆どが300gぐらいのぶりのものがほとんど
これでは周りについた砂糖の味が邪魔をして
シュトーレンの本当の美味しさが味わえませんw
シュトーレンの本当の美味しさは外の砂糖ではなくて
中身の生地なのです。
生地が砂糖
(外の砂糖はシュトーレンの保存が目的で作られます)
に守られ
より熟成されていき、本当の美味しい生地になります。
それゆえ、大きいシュト−レンの方が
スライスした時に中の生地面がより大きくなるため
より美味しく食べれます。
本場ドイツのシュト−レン
ベッカライ・コンディトライ・エンゲルハ−トさんの場合
長さ だいたい26cmぐらい 750g
100gで910円ぐらい←送料込み
日本で売られているシュト−レン
長さ だいたい11~12cmぐらい 150~180g
100gで800~930円ぐらい
はいw
見てのとうりそんなにかわりません!
本場のシュト−レンの方がお買い得です♪
味の変化
日本のシュトーレンは日持ちはしますが
日が経つにつれて味わいが深くなり
熟成されていくものは殆どありません。
本場のシュトーレンは
熟成されて食べる事まで前提としてつくられています。
食感
日本のシュトーレンは中味が詰りすぎてまるで
ケーキのような感じw
本来のシュトーレンはパンであり
生地はしっとりとしているにもかかわらず
パン本来の発酵気泡がしっかりとあり
なんともいえない食感があります。
あ~!
だから初めて食べたとき
パンだと思わなかったんだ・・・
コメレスで~す♪
dear てんさん
野菜をうまく摂るのは難しい~
炭水化物ばかり摂ってしまうパン職人です(泣
ほほうw飲み物だったら手軽に摂れていいですね♪
dearmimiさん
昨日の夜ごはんは野菜たっぷりの鍋にしました♪
味付けはホンダシ、ハマグリの素、醤油のみですw
野菜からもダシが出るからおいしかったです♪
dear さちさん
かぼちゃはうま~い♪
パンプキンス−プ♪体があったまりそうでイイですね~♪
探してみます(笑
過去ログへのコメレス♪
dear ゅぅさん
スタバ好きですね~♪
こんど遊びに行っちゃいますよ~(笑
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