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ロシア探訪~第3章~

2024年07月31日 10:03

ロシア探訪~第3章~

さてさて


街を軽く散策し、景色を眺め


人々が行き交う中


マリアと2人、マリアの父親との待ち合わせ場所まで向かいました


で、



同じ場所で、おじいちゃんのお友達とも待ち合わせ
モスクワに行ったら、連絡してあげなさいとおじいちゃんから言われてました)




エブロペイスキーという、大きなショッピングセンター
(音としてはエヴロだとマリアが言ってました)


マリアの父親との約束は18時


おじいちゃんのお友達、ウラジーミルプーチンではない)との約束も、18時



先に着いたのは、ウラジーミル(と、護衛3人)



ウラジーミルイチゴ!!久しぶりだな」


私「ウラジーミル!何年ぶり?」


ウラジーミル「そうだな、前に会った時はイチゴがまだ6歳だった頃かな?ハッハッハッ」


私「相変わらず冗談ばっかり」


ウラジーミル「驚いたよ。イチゴから電話がかかってきたときは
”そろそろジョン卿がヤバいのか”と思った」


私「そんなこと言ってると、おじいちゃんに告げ口するよ?」


ウラジーミル「勘弁してくれ。顔の皮を剝がされてしまう」


ウラジーミル「そちらの女性は?イチゴお友達かね?」


私「私の娘よ。会うのは初めてだった?」


ウラジーミル「前に会った時は、アンにリリー、2人だったが
いつの間に産んで育てたんだ?」


私「ウラジーミルと夜にじゃれた時に出来た子なの。責任とってくれる?」


ウラジーミル「なんと!?イチゴ、私はそんな覚えはないぞ?」


私「いつも冗談ばかり言ってるから。お返し」


ウラジーミル「そうか。で、彼女を紹介しておくれ」


私「娘のマリアよ。今はロンドンで一緒に暮らしていて
大学に通ってるの。学生」


ウラジーミル「そうか、初めましてマリア。私はウラジーミルだ。ジョン卿の良き友人で
イチゴの”昔の男”だ」


マリア「初めましてウラジーミルさん。ママとはどこまでが本当の話?」


ウラジーミル「それは神のみぞ知るところだ。な?イチゴ


私「そうね。確実に言えるのは、マリアパパではないってところ」


こんな感じで挨拶を済ませ


ウラジーミル「あとは誰を待っているんだ?」


私「マリアの父親。何年かぶりに再会するの。この子、キエフで大学に通ってたんだけど
そこで学生を続けられなくなって、私がロンドンに連れ帰ったの」


ウラジーミル「そうだったか。相変わらず”行動あるのみ”だな。ジョン卿が心配するのも無理はない」


私「この子、目の前で震えて怯えてたんだから、あなただって助けると思うけど?」


ウラジーミル「そうか。マリア、今は幸せかね?」


マリア「ええ。命の心配も無いし、食事も食べられるし、勉強だってできるもの。
ひとつだけ言っていいなら、”ママが怒ると宇宙一恐ろしい”のは予想外だった」


ウラジーミル「それは言えてるな。私もジョン卿とチェスをしていた際に口論になってな。
そこにイチゴが割り込んできて、”ケンカするなら夕食は2人とも無し!!”と叱られた。
私の母よりもイチゴの方が強くて恐ろしい。彼女に逆らえる男など地球上にはおらん」


マリア「どの母親よりも怖いって、妹たちもたまに震えてます」


ウラジーミル「なんと!?妹もいるのか?イチゴ、どれだけ産んだのだ?」


私「4人から先は覚えてないわ」


ウラジーミル「ジョン卿め。そんな話は手紙でも書いてなかったぞ。
次に会った時に問い詰めてやらねば」


マリアパパが来たわ!」
(ここまでの会話は英語です。が、読みやすさの観点から和訳しております)


そうこうしているうちに、マリアの父親が登場



マルコヴィチ(マリアの父親、以後マルコ)「マリア!!」
(ここからはロシア語がメインです。が、読みやすさの観点から和訳しております)

マリアパパ!!」


マルコ「1年以上、外国で寂しい思いはしなかったか?」


マリア「平気。ママも周りの人たちもとても良くしてくれたの。パパ、紹介するね。こちらがママ


マルコ「イチゴさん、お会いするのは初めてですね。いつもはモニター越しで会話をしていたせいか
初めてという感情ではありませんが」


私「私もです」


マリアママ、私のパパよ。マルコヴィチって名前なの」


私「じゃあ、マルコって呼ばれることが多いんですか?私もそう呼んでいいかな?」


マルコ「もちろんです。イチゴさんには娘の命を救っていただいただけでなく、生活や学校まで
助けていただいて、父として感謝してます」


私「マリアが素敵な人間だから、一緒にいるんですよ。気になさらないで」


マルコ「ありがとうございます」


ウラジーミルイチゴマリア、そろそろ私のことも紹介してくれんか?」


マリア「ごめんなさい、遅くなっちゃった。パパ、こちらはウラジーミル・シェンコフさん(仮の名)
ママお友達で、私がロンドンでお世話になってるジョン卿のお友達でもあるの」


マルコ「初めましてシェンコフさん。マリアの父、マルコヴィチ・チェーホフ(仮の名)です」


ウラジーミル「久々の再会に水を差してしまって、申し訳ないな。
私もイチゴと会うのは数年ぶりでね。どうせなら一緒に食事をと誘ったんだ。
チェーホフくん、君も一緒にいかがかね?」


マルコ「よろしいのですか?私はその、マナーなども不慣れな点が多いので」


ウラジーミル「そんなことは気にせん。父娘の再会なんだ、楽しくみんなで食事とワインを楽しもうではないか」


マルコ「ありがとうございます」


私「マルコさん、ここまでは車?」


マルコ「はい、仕事で使ってるボロい車ですが」


私「せっかくの親子水入らずなんだから、2人仲良くドライブがてらマリアを乗せて付いてきてくれる?
私はウラジーミルの車に乗せてもらうから」


ウラジーミル「ああ、もちろんだとも。私のレストランでいいかね?」


私「ドレスコードある?」


ウラジーミル「もちろんあるが、そんなものは関係ないぞ。私が”いい”と言えば、”それは問題ない”ことなのだ」



私「だって、マリア。付いてきてね」


マリア「わかった。でも、どこへ行くの?」


私「ウラジーミルが美味しいお店を紹介してくれるの。着くまでのお・た・の・し・み~」






というわけで、一行は車でレストランまで移動



ウラジーミル「ここは妻に経営させてるレストランでな、評判も上々なんだ」


私「へぇ~。そういえば奥様は元気?」


ウラジーミル「ああ、相変わらずだ。今日は遠方へ行っていてな。イチゴに会えないことを残念がっていた」


私「会いたかったな」


ウラジーミル「明日の夜には戻ってくる。それまではモスクワにいるのだろう?」


私「まだ何日か滞在するよ」


ウラジーミル「なら、明日以降に会おうじゃないか。妻も喜ぶ」


私「わかった」


ウラジーミル「さあ、入ろう」


マルコ「あ、あの、シェンコフさん。お恥ずかしいのですが、私は仕事着のままですし
こんな高級なお店には入れないです」


ウラジーミル「どうしてだ?オーナーの夫である私が許可をするんだ、問題なかろう」


マルコ「ですが、こんな汚れた格好でお店に入るのは」


ウラジーミル「私の携わる店で、懸命に働く者を見下すような客こそ要らん。胸を張って入ればいいだけだ」


ウラジーミル「安心しなさい。イチゴを見てみるといい、ドレスコードなぞ気にもせん」


(動きやすいスカート&着やすいシャツのいで立ち)


私「ウラジーミルがいいって言ってくれてるし、入りましょう」


マルコ「は、はい。マリアパパは変じゃないか?汚いから、不快に思われたりしないか?」


マリア大丈夫よ。気にするなって言ってくれたでしょ?」


とまあ、こんな感じでマリアと父親は久々に再会したのでした




次回は、「イチゴ、ひとりでロシアをウロつく」の巻でもお送りしたいと思います

このウラログへのコメント

  • 蒼空 2024年07月31日 13:25

    おつかれマラです。
    めちゃくちゃ行動派ですね!
    素晴らしい

  • dell8200 2024年07月31日 15:41

    こんにちは
    ロシア料理ってピロシキとボルシチしか知らないんですが、どんなもの食べたか詳しく聞きたいですね。産地でもキャビアはやはりお値段高いのかな?

  • かたち 2024年07月31日 17:39

    父さんとの再会。おじいさんコネクションのお友達。
    ますます面白くなってきました。どこにいても、誰に対しても、変わらない姫さま。とっても素敵です!

  • 幾三 2024年07月31日 23:47

    凄いてすね

  • アラン 2024年08月01日 03:42

    同時通訳が大変助かります
    イチゴ様に英会話とか習いたい…

    ってか、すごいですね…荷物持ちとかが必要でしたらオファーお待ちしておりますw

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