- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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ロシア探訪~第1章~
2024年07月29日 14:00
さてさて、続きです
ベラルースキー駅に降り立ち
まずは腹ごしらえ
私「どこかにレストランとかないの?」
マリア「ここらへんは私もわからない。よく行ってたお店なら、電車を乗り継げば行けるわ」
私「よし!そこ連れていって」
で。10分ほど再び電車に揺られ
アーバーツカヤ(発音がよく聞き取れない)というエリアでお食事
400ルーブルで食べ放題的なお店があるんですよ(大体700円ちょい)
私「ここは何?レストラン?」
マリア「んとね、あれ、日本の~・・・アレっぽい感じ」
私「あれって?」
マリア「ほら!ラーメンとか牛丼とか何でも揃えてるお店」
私「食堂?」
マリア「そう!それが多分ピッタリイメージに合うお店。レストランほど堅くなく、気軽に行くお店」
私「ほ~」
で、大きなテーブルに並ぶは「パン」やら「果物をカットしたやつ」やら
何でも置いてある感じ
で
お味は
「全体的に”素材の味が強め”」
少々味付けが薄く感じる程度で
しっかり美味しい
で
美味しいものを食べるとニコニコする私は
食べ物をテーブルに補給してた給仕の女性(スタッフ)に
スタッフ「ほら!アンタ!!こっちいらっしゃい!!」※ロシア語はわからないが、おそらくこう言ってるのだろうという前提で行動してます
私「な~に~?」
スタッフ「アンタ、美味しそうに食べるねぇ!!これ、他のお客の分は無いけど
1セットだけあるんだ。食べな!!」
私「いいの~!?スパシーバ!!」
スタッフ「いいのいいの!どんどん食べとくれ!!」
(くどいですが、ロシア語はわからず”おそらくこう言ってるんだろうという前提で会話・行動しています)
マリア「ママ、どうしたの?」
私「あの人に、これ貰った」
マリア「シャシルィクよ、それ」
私「焼き鳥じゃないの?これ」
マリア「羊じゃない?それか牛」
私「羊なのこれ?」
マリア「それ、どこのお店も仕込むのに時間がかかるから
夜の営業でしか出さないとこ多いの。なんて言って貰ったの?」
私「ニコニコして食べてたら、くれたよ」
マリア「ああ」
私「ああ、って何だ?」
マリア「生粋のロシア人は、初対面の人間に感情をほとんど出さないから」
マリア「美味しくても言葉に出したりする人って少ないし、顔に出したりもしないの。
ママが好きに振舞ってたから、気に入られたんじゃない?」
私「そっか。ロシア人も面倒くせーな」
マリア「昔からそういう教育なの!」
ということで
イチゴの笑顔の魔力というか、魅力というか
イチゴパワーで串焼きを貰った私たち
美味しくいただいて、食堂を後に
私「ねえマリア。お父さんは何時に会う約束なの?」
マリア「夕方。5時に仕事を終わらすから、すぐにこっちに向かうって」
私「そう。じゃあ、どこか観光・・・の前に、ホテルに荷物置いてこようか」
マリア「そうする?じゃあ、また電車で移動ね」
私「遠いの?」
マリア「そんな遠くないけど、ここからだと1キロくらい歩くから」
私「そんくらいなら、タクシー捕まえて乗っちゃおうよ」
マリア「ロシアのタクシー、あまり良くないの。昼間でも女が襲われたりもするし・・・」
私「じゃあ、ヒッチハイクしようぜ!」
マリア「ふふっ」
私「何で笑ってんの?」
マリア「ロシア人はね、よくヒッチハイクして車に乗せてもらうの。
行き先が同じ方向だと、料金の交渉をして乗せてもらうってよくやるから。
私は怖くてできないけど」
私「そっか。じゃあ、ママに任せなさい!」
荷物をマリアに預け、目の前の通りで親指を突き立て「グッドポーズ」をする私
すると、すぐさま1台の車が停まってくれました
おじさん「よう、お嬢ちゃん。どこまでだい?」
(会話はロシア語の問いかけに私の英語+日本語ですが、混乱をきたすため全て和訳しております)
私「ここ行きたいの。ゴールデンリングってホテル」
おじさん「ああ、この先か。いいホテルに泊まるんだな。お金持ちかい?」
私「まさか!いい女だからいいホテルに泊まるの」
おじさん「うん、たしかにあんた美人だな。よし!金はいらねぇ。ロシアには旅行か?こんな時に」
私「そう。一度はロシアの美味しい食べ物と綺麗な景色を見てからじゃないと、しぬにしねないでしょ?」
おじさん「お嬢ちゃんあんた、良いこと言うな!!そうさ、ロシアにはうまいもんがいっぱいある!
おしゃべりな男だっているんだ。俺がそうさ」
私「ロシアの男は寡黙が売りなの?」
おじさん「まさか!余計な事を言うと逮捕、投獄されるから話さないだけさ。
俺は違う!話したいから話す。そうだろう?」
私「その通り!私もロシアに来たかったから来たの。帰ったらロシアの男を大いに宣伝してあげる。
”彼らは優しくて話し上手だった”って」
おじさん「そうかい、ありがとうよ。さあさあ、荷物はこれか?どれ、積んでやろう。
だが、誰彼構わず車には乗るなよ?俺は”良いロシアの男”だが、”悪いロシア人”ってのも存在するからな」
私「わかった、ありがとう!気を付けるね」
おじさん「さあ、ホテルへ行こう」
そうなんです
私は細々とするのが面倒なのと
(私は超絶、運がいい)と信じてるので
ヒッチハイクは、けっこうします(事務所の出張でも、よくやります)
で、ほぼ例外なく
「良い人の車を当てる」んですよ
ま、危ないなんてことを言ったら
外国で生活してる時点で、十分危ないですからね
いざとなったら、蹴り倒すだけですよ
ではでは、まだまだ続きます
このウラログへのコメント
おつかれマラです。
さすがはイチゴさん、どこでも生きていけますね!
イチゴさんの笑顔を拝見したいですね!
イチゴさんの笑顔でハッピーになりたいですね
なんとまあ、大胆不敵と言いますか。
これぐらいの気持ちでないと知らない国への旅行とかできないんだろうなぁ。
ロシアおじさんとホテルインかとヒヤヒヤしました
すぐさま布団へダイブですね
ご苦労さまです
前向きで行動力があって…身内にも似たようなのが…w(流石にヒッチハイクは聞きませんがw)
タクシー危ないのにヒッチハイクはええんかいっ!って先にツッコんどくべきでしたか?w
旅行に行きたくなります
ロシアの一般人は人が良くていいヤツが多いと言い、ロシアの権力者は陰湿で悪いヤツばかりと言われているみたいですね?
感服します。
よかケ~~~~~~~ツ(≧▽≦)♡♡♡
文章の端々から姫さまのオーラと臨場感が時と場所を超えてビンビンに伝わってくる!サイコーです!!
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