- 名前
- 犬飼主
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 高知
- 自己紹介
- 最後の愛奴を求めます。年齢的にも初老に差し掛かりました。残りの人生を一緒に過ごせれば...
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SM公開講座「躾と調教」04
2023年12月15日 22:29
4 気力と体力
奴隷が女として人間として日常生活を送る上で、何よりも大切なことは奴隷としてご主人様に恥ずかしくない生活を送らなければならないということはすでにお話ししたとおりです。
そして、これはそのままご主人様にも当てはまることなのです。
奴隷にとってご主人様はいつでもどんな時でもご主人様であるわけで、ご主人様以外の存在では有り得ないと私は考えています。
ご主人様はいつでも尊敬し信頼できる方でなければならない。
それはもちろん当然です。
ご主人様としての自分という存在がほんとうに奴隷に必要なのだろうか、飼ってあげることで奴隷に「心の安定」を与えてあげることができるだろうか、奴隷として女として人間としてより良い姿に導くことができるだろうか、それらすべてにYesと言えなければならないのがご主人様のはずです。
でも、弱いところ情けないところ惨めなところ、そんなところが無い人間なんているわけがありません。
しかし、自分は奴隷を飼うご主人様であるという方ならあえてそれを見せたがる人はいないでしょう。
まして、ご主人様という存在であれば見せてはならないことなのかもしれません。
奴隷の前だけに限らず、日常生活においても「支配」する者としての生き方をしなければいけないはずです。
たとえそれが主従関係とは無縁な出来事であったとしても。
でも・・・
かなり厳しいことをいってみましたが、だからといって、ずっと気を張り続けていかなければいけないのかというと、それもまた違うと思うのです。
「自分は変態のSだぁ~ だからSMプレイがしたいんだぁ~」 というだけの方なら別ですが、ご主人様としてしっかりと奴隷を育てていきたいと思っている方なら奴隷を飼うということ、そしてご主人様でいることそのものすべてに悦びを感じられると思うのです。
そして、ごく自然に意識することなくご主人様としての態度に現れるようになることができればいいのではないでしょうか。
ご主人様といえども神様ではないわけですから試行錯誤もあれば失敗もあるはずです。
これから良いご主人様になっていこうという成長過程の方だっていますしね。
私がいいたいのは、何もかもパーフェクトな人でなければご主人様にはなれないぞ、ということではないのです。
「ご主人様になる」のは簡単でも、「ご主人様でいる」ことは容易なことではありません。
奴隷はご主人様がコントロールしてくれますが、ご主人様をコントロールしてくれる人はいないのです。
時に感情や肉体の高ぶりが抑えられない時もあれば、何かで落ち込んでいたり腹を立てていたりする時だってあります。
人間ですから風邪をひいている時もあれば、疲れはてている時だってあります。
そんな時はご主人様の威厳が保てませんか?
いいじゃないですか。
ご主人様はSとしての自分に正直になればいいんです。
Sであること、そしてご主人様として奴隷を飼うこと、それは自分が自分らしく生きるために不可欠なことなのです。
「ご主人様でいる」ことに無理を感じたり違和感を覚えたりするようでは、自分らしくそして自分に正直にいることにはならないはずですよね。
奴隷がご主人様に飼われることに悦びを感じるようにご主人様でいることに悦びを感じられること、それがごく自然に感じられるようになることを目指していきましょう (^^)
何でもかんでも無差別に奴隷へ発散させるなんていうのは論外ですが、自分自身をコントロールできるご主人様ならどんな時だってご主人様なんです。
だから、ナサケナ~イところを見せることだってそりゃあるんですってば。 もごもご・・・
気力と体力が充実している時だけがご主人様ではありません。
くれぐれも、無理をしないようご注意を!
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