- 名前
- 犬飼主
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 高知
- 自己紹介
- 最後の愛奴を求めます。年齢的にも初老に差し掛かりました。残りの人生を一緒に過ごせれば...
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SM講座「支配と服従」03
2023年10月31日 13:34
3「服従の心得」
<なぜご主人様が必要か>
実際には、自分がMだと思ってる女性ってi意外と多いんですよ。
縛られてみたいとか虐められたいとか、いろいろですけどね。
でも、自分が本当にMなのか考えたことがありますか。
SMに興味を持ち、ご主人様とか奴隷という言葉を見つけて、そういう世界があるんだなと思い、なんとなく憧れを持った人、合格です。
では、なぜ憧れるんでしょうか。
自分で答えを見つけるのは至難の業でしょうね。
それを教えてくれるのはご主人様の役目ですから。
しかし、それでは講義が終わってしまいますからもう少し進めてみましょう。
ご主人様と奴隷の関係、つまり主従関係になにか満たされるものを求めているのではないですか。
虐められたい辱められたいという以上に服従したいという気持ちがあるはずです。
では、なぜ服従したいのでしょうね。
時として不安定になる自分が嫌いで、そんな自分を他人に見せたくない。
でも自分ではどうしようもないから、そんな自分を誰かに委ねてしまいたい。
自然に甘えたり頼ったりできる人がいればいいんだけど、それが素直にできるくらいなら服従したいなんて思わないんですよ。
服従することしか許されない関係なら、素直になれるかもしれないと心のどこかで思っているんです。
自分が本当に自分らしく生きるには服従すること、つまりご主人様が必要なんです。
<支配されることと服従することの違い>
支配されるということは、強制的に従わされることです。
服従するということは、自ら進んで奉仕することです。
言葉だけの問題ではなく心の持ち方としてよく考えてほしいことですね。
どんな調教でも、命令だから従わなければいけないと思うと、どこかにためらいが生まれます。
ただ命令を待っているだけの奴隷と、ご主人様が何を求めているのかを一生懸命に考えている奴隷では大きな違いがあることがわかるでしょうか。
何かしてもらえるのを求めるのではなく、何をしてあげることができるのかを考えてください。
どんな些細なことであっても、それをご主人様にさせてもらえることが嬉しいと感じたときに初めて服従するということの意味が理解できるのです。
<ご主人様はただ一人>
ご主人様というのは後にも先にもただ一人しかいないということを覚えておいてください。
過去にご主人様と呼んだことがあったとしても、けして「前のご主人様」という表現は避けていただきたいのです。
いろいろな経験があったとしても、それは本当のご主人様に巡り会うための準備だったのであり、これからさき他の方をご主人様とお呼びすることはありえない。
「ご主人様」と呼ぶのはそのくらいの覚悟でいてください。
けして軽々しく口にするべき言葉ではないのですから。
奴隷として「ご主人様」と呼ぶことに、Mの誇りを持ってもらいたいのです。
S男性には、ただでさえ高いM女性のプライドに火をつけるなとお叱りを受けそうですが、ご主人様と呼ぶことがいかに重要なことなのかを理解していただきたいので、敢えていわせていただきます。
<変わっていく自分>
ご主人様の調教を受けて奴隷はどのように変わっていくのでしょうか。
そんなことはご主人様が決めることで、奴隷の考えることじゃないのでしょうか。
ご主人様のお好みの服装や髪型やメークにいたるまで命令されるのは当たり前のことです。
ただそれだけでは「支配と服従」には不十分です。
普段の生活においても、ご主人様の奴隷として恥ずかしくない人間として行動しなければなりません。
言葉遣い、立ち居振る舞い、物の考え方、素敵な女性として認められることは自分自身のためではなくすべてご主人様のため。
ご主人様に相応しい女性として自分を磨いてください。
今までなら爆発していたようなことでも、こんなことで感情的になったのではご主人様の奴隷として相応しくないと思えるようになれば、ご主人様の大切さが実感できるでしょう。
<服従の心得>
ここまでをお読みになって、自分が普通の人より淫乱で普通のSEXでは物足りないからなんていう人は別にして、多少なりとも共感を抱かれた方は「服従」する側の人間としての資格があると思います。
「支配と服従」について考え、どんなご主人様が自分に必要なのかを考えてください。
SMプレイの嗜好も大切なことではありますが、それ以上に大切なこともあることをお忘れなく。
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