- 名前
- 犬飼主
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 高知
- 自己紹介
- 最後の愛奴を求めます。年齢的にも初老に差し掛かりました。残りの人生を一緒に過ごせれば...
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SM講座「支配と服従」01
2023年10月28日 23:28
ある程度の経験を積まれたSadistの方にはおわかりだと思いますが、「服従」を望むM女性の多くは日常生活の自分と内面のM性のバランスを自分自身でコントロールすることができません。
自分では気が付かないうちに自分自身を苛めているのです。
無意識のうちに自分を追い込んだり、自分を傷つけるような行動を取ったりした経験が必ずあるはずです。
M女性には、このような「自己破壊願望」がひそんでいることを理解してください。
よせばいいのに無理な仕事を引き受けてしまったり、他人からは吃驚するような大胆な行動や決断をするのもこの願望の現れなのです。
こういうM女性は、いつも暇そうにボーッと時を過ごしていることがなく、常に忙しそうに動き回っています。
周りの人からは行動的で積極的な責任感の溢れる女性に見えるんですね。
パニックにならない程度で済んでいるうちはまだいいのですが、心のバランスが大きく崩れてくると自分自身に刃を向けてしまうことの恐ろしさを本能的にはわかっていますが、自分は一人で生きていける強い人間になりたい思っているのでなかなかそれを納得することができません。
M女性がSMの世界を知って惹かれていくのは、不安定な自分をコントロールしてもらいたいという本能なんだということが理解していただけるでしょうか。
肉体的に苛められることで快感を得るためだけのSMではなく、ご主人様の奴隷として飼われたいと願うのは絶対的な「支配」によって自分を守ってもらいたいという本能的な欲求なのです。
さて、次はS男性の番ですね。
安心してください。「支配と服従」の感覚を最初から持つS男性なんてまずほとんどいませんから。
経験を重ねてSMを知りM女性というものを知り、ただプレイするだけではなくM女性を自分の理想の奴隷に育てたいと願う気持ちが「支配と服従」の感覚を生み出していくのです。
「支配」を望むS男性は奴隷を征服するのではなく所有することに自分の心の安定を求めます。
もっと極端にいえば自分の身体の一部として取り込みたいほどの所有欲ということです。
当然「支配」は調教の時だけでなく日常生活にも求め奴隷が常に自分の所有物であることを意識するように育てていきます。
それを実現するためにはM女性の心を把握してきちんとコントロールしてあげなければならないのです。
そのためには奴隷の中のMとしての部分だけでなく、その存在すべてに愛情を注ぎ導いてあげることが必要ですね。
調教を通してご主人様の存在そのものがどれほど必要なのかということを奴隷に教えたいと思うS男性は、もう「支配と服従」の世界の住人です。
S男性の中にはM女性から次のような質問をされたことのある人がいると思います。
「奴隷としての調教が終わってしまったら私は捨てられてしまうんですか・・・」
M女性の心のバランスを上手にコントロールしてもらうために「支配」を受け入れ、「服従」によって自分自身のすべてを委ねることができるようになるための調教ですから、一通りのプレイがこなせるようにするための調教とはまるで違うということはもうおわかりいただけると思いますが、M女性が立派な奴隷として成長してからが真の「支配と服従」が始まるのです。
淫乱な奴隷に仕立てあげる課程が楽しいご主人様なら調教の終わった奴隷を捨てることもあるでしょうが、「支配と服従」を目指すご主人様なら奴隷を手放すということは自分の心臓を抉り出すのと同じようなものだとお考えください。
レディスコミックやSM小説のように羞恥と屈辱にまみれた快楽だけがお望みであれば、「支配と服従」の世界とは無縁だと思っていただいて結構です。
ご自分が持って生まれたSやMの心を素直に認めていくのはとても勇気のいることですが、この講座が本当の自分を見つめるためのきっかけになることを願い、「支配と服従」の世界をご理解いただきたいと思います。
大先輩のお言葉を引用させていただいてます。ありがとうございます。
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