クリトリスを愛撫する時に注意していること2

注意しているのは、

『「○○すればok」といったメソッド化しない』

ということ。

女性の肌の色や身長や顔立ちが全く同じになることがないように
クリトリスも女性の身体の一部である以上同じになることはない。
快感を司る目に見えない神経系ももちろん同様に百者百様だろう。

クリトリスをどう愛撫するのが気持ちいのかは女性全てが異なって当然だし
同じ女性でも体調や気分、シチュエーションにもよる。

だから、

「○○すればok」

と安易なメソッド化はしない。
初めての時はもちろんそうだけど何度目かに会う女性とでも色々試させて貰うようにしてる。
生物学的に、快楽や気持ちよさの為だけに備わっているとされるクリトリスを
一緒になって開発していくというのか、発見していくというのか、つまりは快楽の探求という共同作業。


下着の上からクリトリスに触れる指は、
人差し指で上下に撫でるか左右に撫でるかで全然違う。中指にするだけでまた違う。
そもそも触れる前に渦巻きを描いて少しずつ近づいて焦らすだけでも興奮して貰える。

1秒1回慌てて上下するような乱雑な愛撫じゃなく、
同じクリトリスに触れるにも下着の上から指先で軽く押さつけるようにして、
じわじわと動くか動かないか分からないぐらいの愛撫でも
下着がびっしょりになってくれる女性もいる。

指先だけかと思いきや、
指の腹、第一関節、第二関節、指の付け根へと
往復しつつ指を波打ちながら指全体で愛撫されるのが好きという女性もいる。

百者百様なのだ。

クリトリスをはじめとする女性の性器は快楽神経の宝庫。
繊細で僅かな違いにも驚く程に敏感で、
雑然な刺激でokな男性のペニスに対するそれとは随分違う。

下着の上からの刺激について少し書くだけで随分長くなってしまった...
下着を取った後や舌で愛撫することまで全部書くと本が一冊書けてしまうかも知れない


人間の弱さというのか、人は、
○○で痩せる、○○で英語力UP、○○で副業成功、
と分かり易い法則を好んでしまうけど、それで成功した試しが果たしてあるだろうか。
○○すればokと言えるほど社会も人間も単純じゃない。
クリトリスへの愛撫も同じだ。
成功法則なんて多分ない。
パターン化、メソッド化することなく、
目の前の女性の快楽の宝を一緒に探し出す探求の営みにしていきたいものだ。