ウイルス利用

がん治療にウイルスを利用する。がん細胞は分裂が基本的に止むことはない。テロメアが機能していないのかも。増殖をし続けるならば、同じく増殖を続けるウイルスを近くに置くと、エネルギーの奪い合いが起きてがん細胞の増殖の勢いは弱まる。これがウイルス療法の基本的考えだ。増殖には対抗する増殖を充てるという事だ。しかしがん細胞は大したものだ。頭脳もないくせに、転移して増殖しやすい場所が分かっているかのような動きをする。転移こそがんを壊滅させるカギになる。転移はどうして起きるのか完全に解明されてはいないが、転移の仕組みは分かって来ている。多糖類を放出して血液に乗せて移動させる。多糖類を抑えれば転移は無くなるのか？まだ研究段階だがこれが分かって来ると、本当にがん撲滅は見えて来る。