大正

大正って明治と昭和の間で埋もれている感があるが、実は世界史的に俯瞰して見ると、大正生まれの人々が今の世の基本体制を生成せしめた事が分かります。大東亜戦争で亡くなった人々、戦った人々は大正生まれの方達がほとんどです。大東亜戦争って何だったのだろうか？アメリカに敗れ、日本国内は破壊尽くされたわけです。1945年になると戦力もなくなり、その虚を突いてソ連が侵攻して北方４島を奪いました。戦力が無くなると、こういう事になるわけです。しかし戦後、アジアの国々は植民地体制だった戦前の宗主国を離れ、次々と独立しました。その影響はアフリカにも及び、アフリカも次々と独立して行きました。なぜでしょうか？それは有色人種の日本が、敗れはしたものの懸命に戦い、大東亜戦争初期ではアメリカやイギリス軍を破り、相当の人数の白人捕虜もいたわけです。現地のアジアの人々は、日本軍が、今まで全く敵わないと思っていた白人を捕虜にしている現実を見て、大いに驚き、勇気づけられたわけです。強大な白人国家を敵に回し、奮戦している有色人種がいる事に感動したわけです。それが原因で戦後次々と有色人種の国が独立し、さらには人種差別さえも無くなって行ったわけです。ですから大東亜戦争は世界感を一変させた戦争なのです。その主役は大正生まれの若者達だったのです。大正は実に素晴らしい事をした事になりますね。日本人である事をもっと誇りに思うべきです。