- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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14th Roppongi Part 5 妖しく、美しく… というコンセプト
2021年10月10日 14:37
妖しく、美しく…
というコンセプトでつくられたこのバーは
それなりの成果をあげていた。
幾重にも重なる
半透明に透けるカーテンを揺らしながら
男たちにかこまれて
歯をくいしばり
よがり狂う様は
淫靡で隠微で因美。
アメリカではなく欧州の
名作ポルノグラフィを見るようで
その静寂が、饒舌な興奮を呼ぶ。
そう言えば、上の階の
さりげないバーカウンターの上に
置かれたアルバム帳には
カウンターの上で
多勢の男に性器を晒しながら
愛液を垂らしている女性たちの写真…
背後の床で後ろから突かれながら
這い回っては
性行為そのものを晒しているシーン…
これもカウンターの上で女性同士が
互いの身体を入れ替えて
激しく舐めあっている光景…
エナメルの黒いTバックから
濡れた性器をはみ出しながら
男にピンヒールを舐めさせている
Sの女性…
など、演出ではとてもかなわないような
なまなましい写真が収納されていた。
もちろん門外不出だが、閲覧は自由。
目線で隠すなどという野暮なことは
いっさいしていない。
百人を越す女性の顔が
すべてお構いなしに晒されているためか
その迫力は相当なものだった。
どの写真の女性も、おしなべて美人。
ナルシズムに酔いしれているのだから
自らの美貌に自信がなくては
こんな危険なアルバムなどできるわけがない。
いま、全裸でオナニーを露出し
バイブレーターに官能し
下からペニスで突きあげられて
淫れきっているアクア・デ・ジーオの女も
何枚かの写真の中で
確かに恍惚の表情を浮かべ
時に眉にしわをよせて
押し寄せる波をこらえていた。
その肢体。
その顔。
そのしぐさ。
その腰つき。
そして、その女性器。
それらは写真の中でも、
現実にうごめいていても
やはり美しかった。
下から突きあげるのにいささか疲れたのか
それとも快楽を
先延ばししようとしているのか
それとも射精しないまま
半端にイッたのか
背後にまわった男が
てらてらと光るペニスを
ずるりと抜き取ると
一休み、と言う風情で
体をずらして肘掛にもたれかかる。
挿入よりも見せることに快感を感じている女は
抜かれたペニスを追いかけるでもなく
革張りソファの上にたまった自らの愛液を
中指ですくってはしゃぶりだすのを
見せつけていた。
視線を意識してさらに足を広げ
奥まで晒される桃色の濡れそぼった性器に
アクア・デ・ジーオの官能が漂い
誘われるように舌を這わしていく。
太腿を甘くかむ。
「ああ。」とため息がこぼれる。
突起したクリトリスを強く吸う。
「うわっ。」と短く叫ぶ。
愛液が回り込むアヌスを舐めあげる。
「く。く。く。」と声が漏れる。
ぷっくりと膨らんだ周囲に丹念に息を吹きかける。
「あ、あ、あ。」と頤を反りあげる。
そして、泉のように湧き出す中心部で
舌を回転させた。
「見て。見て。イクの見てええ。」
抑えていた声がここで開放された。
身体全体がぶるぶると震え
コロンとメスの香りの液体が
こちらの顔に激しくふりかかる。
両方の腿で頭を強くはさまれる。
見事なイキざまだった。
長いイキざまだった。
激しいイキざまだった。
全身をひくつかせている最中も
顔にかかるのを気にせずに
クンニリングスを続けると
大量の愛液がソファから絨毯の上に垂れだし
片膝をついたこちらの太腿に
ぬるく降り注いだ。
固唾を呑んで見つめていた男たちが
この時、いっせいに動き出す。
陽気な二人連れの片われは
ソファの背後から乳房をもみあげながら
半開きの口に吸いつく。
さっき中途で放棄したもう一人は
再びトランクスを下ろして
挿入しようとする。
背後に回っていた男は
肘掛にもたれかかったまま見学に回って
佇立したペニスに女の手を誘っている。
知らない間に来ていたもう一人の若い男は
こちらの横に入り込んで
方足を高く持ち上げて
細い足指を舐めていた。
全裸の女に全裸・半裸の男が
5人取りついている。
アクメから戻りかけた女は
5人もの男に嬲られている自らの様に
「あー。あー。」
とうれしそうに声をあげ
再び波に呑み込まれようとしていた…
その女の茫とした瞳はそのとき
どこにも焦点を結んでいないくせに
妙にきらきらと美しかった。
(続く)
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