- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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14th Roppongi Part 2 アクア・デ・ジーオ。 「ジョルジオア
2021年10月01日 12:31
アクア・デ・ジーオ。
「ジョルジオアルマーニの水」。
本来はフローラル系の控えめな香りのはず。
なのに、パブロフの条件反射だった。
由香と同性愛にさらわれた女は
いつもこのコロン。
知的なくせに
いささか淫乱な気配のある彼女は
この香りとともに激しく乱れた。
湾岸の道端で。
冬に向かう海水浴場の浜辺で。
昼間の車の中で。
公園の木陰で。
雑居ビルの非常階段で。
全裸になって性交する姿を
人目に晒しては
大量に愛液を撒き散らして
鋭く昇りつめた。
嗅覚はこの時の
コロンの香りを覚えこんでいる。
だから、この香りを吸い込むと
欲情するようになってしまったのかもしれない。
同じ香りを立ち昇らせながら
妖しいコスチュームから透けて見える
スレンダーの身体を
男たちの視線に晒すこの単独女性も
やはり淫らにちがいなかった。
カウンターからうえは
ごく普通のさりげないバー。
会話も知的でさりげない。
だが、カウンターの下では
女の太腿は大きく広げられ
こちらの指を誘い込んでいる。
もちろんこの誘いに乗らない手はないから
太腿をつかんでいた指を
少しずつのばしていって
頼りないクロッチを横にずらして
中指を挿入する。
左右に、ゆする。
前後に、出し入れする。
丸く、かき回す。
眉が寄せられ
会話が途切れるようになる。
時々、開いた太腿がぎゅっと閉じられ
その瞬間にたまった愛液がほとばしり
Tバックをぐしょぐしょに濡らす。
談笑していた男性客の一人が
にじり寄ってきていたが
なかなかきっかけが
つかめないらしかった。
変に陰気な感じがなかったので
躊躇せずに来れば歓迎だったのだが
勝手に誘うわけにもいかなかったから
そのまま二人だけの行為に没頭した。
内心、「来いよ。二人で歓ばせようよ。」
と思いながら…
それにしても見ず知らずの若い女性が
隣に座ってからわずか30分で
この濃厚な行為が始まっている。
カウンターの上の静かなたたずまいと
カウンターの下の修羅場とのギャップは
まさにその名にふさわしい「ハプニング」だった。
先に下りていたSらしき男性と
若い女性のカップルが戻ってきた。
女性の明らかに上気した顔。
男性のつまらなさそうな顔。
見学者を前にして興奮した女性と
縛ることができずに
不完全燃焼の男性なのだろうか?、
そんな嗜好のすれ違いを埋めるかのように
しばらく話し合っていたが
二人だけのホテルに行くのだろうか
そそくさと席をたっていった。
追うように変態風の男と
場馴れした外人と
さっきまで座っていた陰気な男が
そして、友人が
あいついで上がってきた。
カウンターの下で
痴態がくりひろげられているのを知って
目を剥く友人を見るのは
ちょっとした快感でもあった。
陰気な男性と変態オヤジは
出て行ったしまったが
なお多勢の男性諸氏の前で
恥戯を続けることになった。
ジョーゼットを多用したコスチュームから
小ぶりの乳房をつまみ出してはもみあげる。
ワインならもっといいのだろうが
あいにく下戸なので
冷たいウーロン茶を口に含んで
とがった乳首を吸う。
足を広げさせてクリトリスをつまみ、
その根元の襞を中指で探る。
頤を持ち上げた喉笛に舌を這わせ
そのまま唾液をねっとりと交換する。
カウンター下のひそやかな行為が
ようやく観客の目に晒す露出行為になった。
あと二人ぐらい女性客がいれば、
きっと乱交の場と化していたかもしれないのだが
二人だけの結界ができているかのように
観客は手を出してこなかった。
それが、
優越感でもあり、
もどかしさでもあり…
それにしても酒の強い女だった。
こちらも下におりていって
みんなに見せながら、と思い、
そう誘うのだが
羞恥心を捨て去るには
もう少し酒が必要だという。
ここまで淫らな姿を晒しておきながら
何をいまさら、とも思うのだが。
愛撫とキスと指先のプレイを20分ほど。
ようやく「行きましょう」と言い出した。
はじめてのハプニングバーでの
はじめての経験。
見学の男たちを背後に引き連れながら
螺旋階段を下る。
カーテンを多用した淫靡なスペースが広がる。
ひときわ暗い穴倉のようなスペースは
二人だけの性交の場。
だが、
そこですらのぞかれるようになっている。
さっきのカップルはここで乱れたのだろう。
さらに進むとソファが置かれた
比較的広めなスペース。
恥戯を露出するための空間なのだろう。
ソファの背後にはさらにスペースがあって
そこでも行為ができるようになっている。
そんな仕切りの中心には
もうひとつのソファがあった。
周囲のうごめきがすべて感じられるそのソファは
あとでわかったことだが、
多勢がさまざまな行為をするときの
絶好の鑑賞ポイントだった。
視線を意識しながらの行為は
最初のソファで始まった。
(続く)
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