- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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4th Roppongi Part 3 トワレなのに パルファンのように
2021年10月03日 19:06
トワレなのに
パルファンのように
妖しく香り立つと
それが欲情のきざしだった。
わかれた女とのセックスはいつも強まってゆく
この香りの中だった。
そして
いまコスチュームを脱がされかけている
この女からも
同じように濃度を増した
甘い香りが湧き立った。
ソファに座った女の目は
既にかすんだようになり
上唇がめくれ上がっている。
大きくはないが形のよい乳房が
唾液のあとを強調するかのように
薄絹のプレイスーツから
飛び出してしまっている。
乳首は固くとがって唾液での愛撫を待っている。
淡い紫のTバックの前にはべっとりとシミ。
そのシミをこちらに見せつけるかのように
舌なめずりをしながらM字形に足を広げる。
「ああ」と短くため息をつきながら見つめる先には
クンニリングスを始めようとするこちらだけでなく
わいわいと言う感じでついてきた
4人ほどの男たちの
期待に満ちた表情があるはずだった。
「見られている」という意識が行為を加速する。
ソファの上で開かれた股間に正面から
対峙する形でひざまづきながら
ぐっしょりと濡れた小さな布を取り去る。
ガウンのようなしどけないコスチュームは
女が自分で取り去ってしまった。
黒のレザーのソファの上で
性器の桃色をのぞかせた白い裸体が
粘つく視線を浴びてひくひくと悦んでいる。
ジャケットをとり、
シャツを脱ぎ
ズボンをおろし
メンズのTバックから足を抜いて
ためらいもなくこちらも全裸になった。
そして顔を
開かれた太腿の間に進めてゆく。
立ち昇るアクア・デ・ジーオ。
それにかすかに混じるメスのにおい。
舌をすぼめて
そのままクリトリスを舐めあげる。
ヘアはほとんど剃毛され、
かすかに名残を残すだけ。
どくどくと愛液を吐き、
レザーのソファの上に
卑猥な「水たまり」をつくりだす。
その甘い性器を舌でたっぷりと味わうと
「ああ。いい。」
と声がもれる。
長いクンニリングスに徐々にたかまり
蛇のようにうねりだし、
のたうちまわる白い肢体。
部分照明を妖しくも巧みに使った暗い部屋の中で
そこだけが春画のように浮き上がる。
「いい。いい。」
先ほど交わしたキスの要領で
ねっとりとした唾液を
蠕動する性器に送り込む。
そして、次は愛液を含んだ口でキスを交わす。
また、性器にもどる。
観客の視線を意識しながらだから
ひとつひとつの行為が
いやでも芝居がかってくる。
「ああ。見られてる。」
「見てほしい。もっと。」
深いため息も、
頤を持ち上げるしぐさも、
髪を振り乱す動作も、
そして、
上の口と下の口との接点をより見せるために
くねる太腿を広げるさまも…
どれもが流れるようにさまになっていた。
やがて裸の女を後ろから抱えるようにして
初めて見かける男性が参加してきた。
後から、このフロアに下りてきたのだろう。
いかにも手馴れた様子をみると
この女性との恥戯を
何度も経験しているに違いない。
こちらがさらに舐めやすいように
そして、卑猥な形がもっと見えるように
手を伸ばして太腿をさらに押し広げる。
こちらがキスをしている間は性器に手を伸ばし
クンニリングスをしている間は乳房を吸う。
期せずして
一人の女を二人でいたぶる結果になった。
複数の舌。
四本の手。
数多くの指。
絶え間ないささやき。
そして、たくさんの目。
いささか露出癖のある女性にとっては
たまらないシチュエーション。
こちらと新顔の二人でとりついている様を
ソファの後ろからのぞきこむのは
さっき談笑していた二人連れの片われ。
もう一人の方はやおらトランクスをおろすと
こちらにニヤリと会釈してから
ペニスを押し込もうとしだした。
だが、あまりの高まりのためなのか
うまくいかなかった。
すぐ中断して、再び鑑賞にまわる。
女の方は挿入にこだわった様子はまったくない。
性器にペニスを迎え入れることよりも
多数に自分を晒すことに
感じいっているようだった。
だから、クンニリングスを再開する。
応えるかのように顔前に立つことをせがみ
フェラチオが始まる。
暗い部屋でソファを囲むように光る目・目。
注目の中での口腔性交は
お互いを激しい興奮にひきづりこむ。
「うぐ」
というくぐもった声を立てながら
佇立したペニスをくわえ、しゃぶり、吸いながら
自らの指を使って
くちゅくちゅ
ぐしゅぐしゅ
びちゃびちゃ
ぺちゅぺちゅ
じゅぶじゅぶ
という淫猥な音を立てながら自慰を始めた。
やがて
「あっ。あっ。あっ。あっ。」
と息を荒げると
「き、きたあ。」
と身体を震わせ
さらに大きな水溜りをソファにつくった。
それでも休みなく行為をつづけるうちに
その水溜りはソファのヘリからあふれ
ぼとり、ぼとりと
上質の絨毯の上に垂れはじめている…
(続く)
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