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新釈・からだ事典 ...

2021年03月18日 21:29

新釈・からだ事典 ...

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 この本も数週間前の「お片付け」で出てきたものです。しっかり読んでいませんでした。

 渡辺淳一氏が書いた人体の解説書です。わりと濃密な性描写官能的小説で有名ですが、医学博士でもあられましたね。2014年没。法名に「愛楽院」という名がついてこれまたふさわしい、あの世でも官能的な物語をつむいでおられましょうね。

 で、このからだ事典の生殖器という章を読み直してみました。もちろん主に、医学的解説なので淡々と解説してくれているのですが、人間に於いては生殖器としての利用はごくわずか(中には使わない人もいる、私もその一人でしたけど)なので、むしろ「快楽器」と名付けた方がよいのではないか、と書いております。 これは「言い得て妙」、えらく納得してしまいました。そうか快楽器、なんですね!

 しかしこの快楽器(正しくは、生殖器)の和名なんですが、いつ誰がつけたのか知りませんが、もうちょっと工夫があってもいいんじゃないかと思うのは私だけ? 「陰茎」やら「陰核」などなど、やたら「陰」の字が多すぎる。暗く陰のもの、だから、よけい憚ってしまってちゃんとした「教育」も行われずにきたんでしょうね。もっとおおらかなキレイな名前をつけてくれたら、日本の「性」もっより健全な方向になっていたかも? (笑) 

 さて、この快楽器、私のが活躍する機会はまだ有るのかな?

追伸:
添付した写真の「美人」さんは、昨夜オモテの日記に書いた Anne-Sophie Mutter、ストラディバリウスを個人で2丁も所有するというドイツヴァイオリニスト。右のご本は、帚木蓬生さん、この方もお医者さんで小説家

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