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趣味は読書、休日

2021年02月18日 23:23

寝坊して、午後少し出掛けて、夕方から夜は、ずっと映画のDVDを見ていた。
「運び屋」と「八甲田山」。
何の脈絡も無い選択だが、その時の気分で借りているのでこうなった。
ネットで調べたら、クリント・イーストウッドは90歳になるらしい。
現役で監督して、主演も務めた作品だ。
仕事を最優先にして、家族を蔑ろにしてきた老人が、仕事を失い、麻薬の運び屋をやるという話。
新聞記事からヒントを得た作品らしいが、相当脚色しているのだろうと思う。
ラストの方で、死期が近い妻の為、麻薬の取引をすっぽかして、寄り添うのだが、その行動によって、家族との絆を取り戻す。
しかし、すぐに逮捕され裁判にかけられるのだが、犯罪者になった父親、或いは祖父に対して、家族の気持ちが離れていかないのが、僕としては少し納得がいかなかった。
八甲田山」は映画自体も昔の映画だが、僕は映画公開の後、新潮文庫で原作を読んだ。 
高校一年くらいだと思う。
映画の方は、テレビの映画劇場で見たが、あまり覚えていなかった。
ほとんどが、雪中行軍シーンで、映画とはいえ、大変だったろうと思う。
出ている俳優の多くが物故しているのにも、時代を感じる。

映画とは何の関連もないのだが、「血の収穫」という小説を読んでいて、ともかく血腥い作品だ。
どんどん人が殺されていく。
しかし、当たり前だけれど、人は放っておいても必ず死ぬ。
あえて、命を奪う必要はないのではなかろうか。
もちろん、悪い奴も嫌いな奴もいるが、命は奪わなくても良いのではないだろうか。
単純過ぎて、バカのような結論である。

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