- 名前
- ポルコ・ド・オロ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 勃ちません。 出ません。 大きくなったら すぐ出ます。 出したらすぐ寝ます。
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サン ドニ の娼婦
2020年01月12日 12:07
今朝 日曜美術館を 見ていたら
マネの 「フォリーベルジェールのバー」を やっていて
古い 記憶を 触発されてしまいました・・・
ボルドーの ことがあってから パリに戻り、
安い宿を さがして サンドニ へ。
風紀も治安も 最悪だけど 安い・・・
サンドニの 通りには 両側に 一メートル 間隔で いつも売春婦が 立っています。
当時 私は ラルケーストラートの アランサンドランスさんの 下で働きたくて
何度も お店に 顔を出していました。
お店のマネージャーからは、
「トーキョーのフジヤ から むこうがお金払ってでも スタジエしにくるので もうジャポネいらんねん!」
と 冷たく あしらわれ 今日も 失意の どん底・・・
その日も 夕方、
ちらちらと 雪の 舞う中を 宿へと 帰り、
宿の 入り口に いつも立っている 金髪のオネエさんと 挨拶を交わし、
五階の部屋に上がろうとすると、
「兄ちゃん おなかすいてないかい?」
「え・・・?」
「いっしょに ごはんでも どうだい?」
「え・・・?」
「二階の ワタシのへやに くるかい?」
「いいんですか???」
これって 営業なんだろうか???
と かなり不安なまま、
彼女の お部屋へ お邪魔しました。
「オレ 少ししか お金 持ってないですよ・・・」
と 言うと
「え? する?つもりなの? 」 と笑われました。
彼女は いつも 白い毛皮のコートを 身に纏っていて、
姿勢良く 立っている姿は
当時 ハリウッドで 絶世の美女 と 言われていた
ファラ フォーセット メジャース
そっくりでした。
あこがれの美女と ふたりで・・・
なんだか ボーっとしていました。
ソシソンとじゃがいもの炊いたスープと
冷たいパン
赤ワイン
それだけの 食事でしたけど
ありがたくて 涙が 出ました。
雪が降ってきたので その日の 営業は終りにしようと
思っていたところに ジャポネが 寂しそうに帰ってきたので
声を かけてくれたのだそう・・・・
赤ワインを 飲みながら おはなしを しました。
ひとまわり?くらい おねえさんらしい?
営業抜きで セックスしても いいけど
いろんな病気を 持っていると思うので
やめといたほうがいいよ。
シャポーつけても うつるかもしれないからね。
と
もう少し したら マックロー が 来るから
その前に 帰ってね・・・・
と やさしく だっこされました。
とってもいいにおいがしました・・・・
https://youtu.be/xSqUHa1qniI
このウラログへのコメント
もうジャポネいらんねん!
ラルケストラートに関西弁話す奴いないだろうが。
このアホ!
masago姐さん
コメントありがとうございます。
雰囲気やがな(笑)雰囲気わかりはります?
江戸っ子にはわかりはりまへんどすか?
わかりまへんな
どすどす
masago姐さん
ふただびのコメントありがとうございます。
アランサンドランスさんと
ジョエルロブションさんは
ルカカルトンで一緒に働いていたのだと。
どちらも早くに亡くなられましたね。
masago姐さん
ルカカルトンではなくて
ル・ベルクレーでしたね。
アランサンドランスは77歳没
ジョエル・ロブションは73歳没
もっと若く亡くなられた印象がありますね。
知らんわ
返信ねぇぞコラ!
masago姐さんコメントありがとうございます。10年ほど前にサンドニ門の近くに立っていましたよね。オレンジ色のダッフルコート着て。
絵画のこと(印象派、及びなんとか派)は分からないけど「日曜美術館」たまに見ていました。
ゴルフの中継も然り・・・経験したことも、そのルールも知ら無いが、静かな空気感が好き♬
> 妄想Runa…さん
コメントありがとうございます。
静かな空気感 私も好きです。
博物館で刀剣とか見るの大好きです。
昨今 刀剣女子とかでにぎやかに
なってしまいましたが。
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