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Case.4.1 一条まさひとの場合【日常】

2019年05月05日 10:47

とある物理実験室前にて
「なぁまさ、パンツ透視ゲームしようぜ」
「おまっ、好きだなそれ」
「良いじゃんか、新学期なんだしクラス替えもしたし」
「…それにな俺は今朝偶然見ちまったんだよ、新堂さんのパンツを。」
「なにっ!?お前、なぜそんな羨まけしからんことを!?」
「たまたま階段下から見えただけだ」
「くっ…それで、色は?」
「聞いて驚け…新堂さんの今日のパンツの色は、桃色だ。」
「桃色!?ピンクって事か」
「違う!ピンクじゃねぇ桃色だ!ピンクみたいなけばけばしさは無くて、淡い桃色の清楚な色だ!ピンクと桃は全然違うぞ!」
(サイテーだ、サイテーね)
「ちょっ、おま、声でけぇ」
「それで肝心の新堂さんはどこいったんだ」
「それが、俺にも見当たらん」
有野、一条…お前ら程々にな」
「おぉ委員長、良いところに、新堂さんの行方知らないか」
「新堂さん?確かさっき砺波さんが倒れたっつって一緒に保健室に行ったらしい、詳しくは知らんが」
へぇ大丈夫かな」
保健室か、エロいな」
「お前はまた…」
「おーまさひと、良いところに」
「!?、げっ姉貴」
ぐはっ!?
「姉さんと呼べと言ってるだろうが」
「な、なんだよ姉さん…」
「今日みさき達泊まりにくるから、夕飯の食材多めに買ってきて、カレーで良いっしょ?」
「よろしくねーまさひと君♪」
「(なっ!?マジかよ…嘘だろ…)よ、よろしくです…。」
「まさひとー、ボソッ(逃げたら殺すから)、じゃよろしくねー」
「(最悪だ…)」
「おーおー、まさは美人な姉ちゃんが居て羨ましいぜ」
「…ぁ……って……か?」
「え?」
「じゃあ代わってくれるのか、俺の立場と!?」
「え?それは嫌だけど」
「じゃあ羨ましいとか言うなよぉぉぉ」
「お前ら、もうすぐ授業始まっぞ!」

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