ちょっとしたこと。でも、とても大事なこと。

うちにはいつも、小学校帰りの甥と姪がいるのですが、小4の姪が「シティー･ハンター」を読みながら、

「ねぇ、“もっこり”って何?」

と私に質問。

「男の人のあそこがたたないってことだよぉ」

といっても、赤ちゃんの作り方さえわからない姪にそんなこと言ったところで理解してもらえるわけがない。「勃つ」ということが何かも分からないんだから。

聞いてみると、4年の3学期に性教育の授業があるとか。教えてやろうかっ、と思いましたが、姉の教育方針もあるだろうから

「じゃぁ、学校で赤ちゃんの出来方を教わったら、教えてあげるよ。体のしくみが分からないと、話しても今は分からないだろうから。」

「わかったぁ♪」

無邪気な顔でニッコリすると、また漫画の世界に戻っていった姪でした。

そのあと、中学1年の甥(この子の兄)が帰宅。性教育の授業をうけたことがあるかと聞いてみると

「そんなのあるわけないよ」

と一言。

･･･どうなっている、日本の性教育?!

あぁ、先が思いやられる。

いっそのこと、私が教えた方がいいのではないかとさえ考えてしまう週末でした。