- 名前
- シュージ☆
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- まずはログを読んでみてください 今は続きもののお話を書いています。 あと数回で完結予...
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歯医者にて #2
2019年02月06日 22:59
(#1 からの続き)
○○さんが、こっちに来てくれた。
先生が右側に、○○さんが左上の方に。先生、呼んでくれてありがとう。
っと、思っているところに、先生がこう言った。
「あー、穴が大きいから、もっと大きく口を開けて。
そう、あ、いや、もっと。もうちょっと。そうそう。」
僕は、頑張って、これ以上ないくらいに口を開けましたよ。もうね、アゴが外れるんじゃないかというくらい。
ガリガリギリギリ ゴッゴッ
「はい、頑張ってねー もう少しですよー」
と、先生。
ガシガシ ビュー ビュー
うぇーん。まだですか?
薄っすら涙が出てきたよ。
これはなんですか?僕が○○さんを見て、鼻の下を伸ばしていた罰ですか?
○○さんは、先生に言われて何やら器具などを渡しているみたいだけど、こんな必死なところ○○さんに見られて恥ずかしいやら、苦しいやら。
もう、とにかく、早く終わってー、と思いながら、僕は必死に口を開けていました。
「はーい、お疲れ様。お口すすいでくださいね。」
はーっ、やっと終わった!
「舌で確認して下さいね。これで大丈夫ですか?」
「は、はい」
「それじゃあね。穴はこれで大丈夫。あとは、お口の中をきれいにしましょう。○○さん、お願いします」
「はい」
あっ?えっ?あー…
と思っているうちに、先生がいなくなって、○○さんが僕の口の中を覗き込み、手で歯にペーストを塗り込んでいきました。
手袋をしているけど、○○さんの指の感触が歯茎や唇に伝わってくる。
あっ、なんか変な感じ…
僕は、思わず○○さんのくりっとした目を見つめた。
目が合った…ような気がした。
(続く)
このウラログへのコメント
> somariさん
コメントありがとう。
#3アップしましたよー
いかがですか?
#4がこの話の最終話となる予定です。
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