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るり子の処女性(2)

2018年10月06日 00:32

ブーーーン、、、、
微かなモーターの音に混じり、クチュクチュという湿った音が部屋を満たしていた。

るり子はこれがもう何度目なのかも分からなくなった絶頂の中で、喘ぐことも忘れて腰をくねらせていた。
身体全体が汗ばみ、口元から流れている涎は糸を引いて床に落ちている。
全裸で一人がけソファに腰掛けているるり子の細い腕は後ろ手に拘束され、左右の脚はそれぞれ肘掛にかけられた状態で固定されていた。剃毛された股間はその内側の赤い肉を惜しげも無く昼間の光の中に晒し、さながら山奥の空き地にひっそりと咲いている怪しい花のような風情を醸し出している。黒い目隠しをされ、十分に隠微な姿にも関わらず、そんなるり子がどこか清らかにも見えるのは彼女がまだ17歳だからだろうか。

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(それにしても奇妙な女だ)

目の前で白い喉をのけぞらせハァハァと荒い息を吐いているるり子を見つめながら私は思った。
私がテープで止めた小さなローターが、るり子の一番敏感なところで震えているが、絶え間無く溢れ出る愛液でもうすぐテープが剥がれてしまいそうだ。
それにずいぶん喉も渇いているようだ。

(そろそろ水を飲ませてやらなくてはいけないな)

私はそう思いながらも目の前の少女を眺めることをやめなかった。


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私が彼女を知ったのはもう1年以上前になる。
初めて見かけたのは私が会社帰りに時々立ち寄る大型書店の現代思想書のコーナーだった。もちろん、最初から興味を持ったわけではない。
私には妻も子もいるし、何より少女趣味などないのだ。

はじめは、難しい本を読む高校生もいるものだ、程度の関心だった。しかし、二度三度と、その都度書店の異なるコーナーで見かけるようになると、一体どんな娘なんだろう?程度の興味は持つようになった。
ある時、私と同い年くらいの中年男に

「もうそんな本読むようになったの?るりちゃんすごいね。内容分かってるの?笑」

と声をかけられているのを聞いて、彼女がかなり頻繁にその書店を利用していること、相当な読書家であること、そしてるり(後日るり子と判明)という名前であることを知った。
男に話しかけられたるり子は笑いながら何事かを言い返していた。特別内気な娘というわけでもなさそうだ。
名前を知ったことで、私の中での彼女の存在感がくっきりとした輪郭を持ち始めた。るり子という名前はその少女に随分似合っていて、そのこともなぜか私の心をかき乱した。

るり子は特別な美少女というわけではない。
背中まで伸ばした髪はツヤツヤと美しく、彼女がまだ十分に若い女であることを周りに知らしめてはいたし、大きな瞳はそれなりに魅力的とも言えたが、全体の印象はいたって凡庸だった。
書店のある地域には学校が多く、数多くの学生が行き交っていたが、中には幼いながらも思わず振り返ってしまうような美少女もいた。るり子はそうではなかった。雑踏の中ですれ違っても、私は気にも留めなかったろう。



るり子が特別な存在になったのは、肌の匂いをかいだからだと思う。

秋のある週末、私は珍しく午前中から書店に出かけた。私がるり子を見かけるのは平日の夜だったから、その日ははなから彼女のことなど忘れていたのだが、3階の海外文学のコーナーの隅で本棚に寄りかかっていつものように熱心に本を読みふけっている彼女を見つけた時は、驚くと同時に苦笑してしまった。

(休みの日も本屋さんか。友達いないのかな?)

ブラウスにミニのタイトスカート、足元は普段のローファーではなくて華奢なパンプス私服のるり子は普段より少しだけ大人びて見えた。
私は本を探すふりをしながらるり子に近づいていった。
隣に並んでもるり子は一向に気にすることなく読書に夢中だったので、私はゆっくりと彼女を観察した。
伏し目がちに文字を追っている瞳は長い睫毛で縁取られ、これはなかなか美しい、と私は思った。乾燥した書店で唇が乾くのか、時々小さな舌を出して舐めているのも可愛らしく見えた。
左手で本の背表紙を支え、右手で丁寧にページをめくる手は小さく、爪は切りそろえられて何も塗っていない。

と、るり子は読んでいた本を閉じ、本棚に戻そうと私の前に身を乗り出した。

その瞬間 ふわり と何かが香った。最初はるり子が使っているシャンプーか、あるいは背伸びしてつけている香水の香りかと思った。一瞬、花の香りと感じたからだ。
しかしそれは花というには何か生々しく、私の記憶の深いところを揺さぶるような香りだった。

次の瞬間、私の脳内に目を閉じて眉間にしわを寄せ半開きにした口で苦しそうに喘ぐるり子の白い肢体が浮かび、私は激しく勃起した。
慌てた私は急いでその場を離れトイレに駆け込んだ。

(今のは一体何だ?)
(るり子の裸なんかどうして。。。)

その日から私はしばしばるり子の夢を見るようになった。
夢の中では決まって私がるり子を陵辱しているのだが、るり子は嫌がるそぶりも見せず、潤んだ切なげな瞳で私を見つめ、細い腕や脚を私に絡めてくるのだった。
爆発するような快楽を貪っていたはずなのに、そんな夢を見た後はぐっしょりと冷や汗をかいていて、妻にはうなされている、と心配された。


私は以前よりも一層注意深く彼女を観察するようになった。そして、るり子がSMの世界に興味を抱いていることを知り、私の情欲は暗い翼を大きく広げていった。

制服から覗く細い手首や足首。あれをきつく縛り上げたら、と考えるだけで果ててしまいそうになった。
きっとるり子は嫌がらないに違いない。それどころか、あの小さな舌をちろちろと出して、私自身を求めるはずだ、そんな確信めいた考えが私の中を占めた。


そして11月のあの晩、私はるり子に声をかけた。

「あなた、よくアダルト小説を読んでいるけど、好きなの?」

るり子は振り返り大きな瞳でじっと私を見た。

「あんな本を読んでいたら濡れてしまうんじゃない?」
「どう?今濡れてる?」

我ながらなんということを言っているのだと思いながら言葉は止まらなかった。
しかし、るり子は案外素直にコクリと頷いた。

「触ってあげようか?」

そう私は聞いた時も、意味がわかっているのだろうか?と思うほど何一つ表情を変えずに小さく頷き、黙って私についてきた。


暗がりで目立たないのをいいことに、私はるり子をホテルに連れ込んだ。

部屋に向かう間、私は無言だった。
何か言葉を発したら、せっかく捕まえた蝶が逃げてしまうような気がしたのだ。


部屋の鍵をかけた途端、全身の血が逆流するほどの欲望を感じ、私はるり子を乱暴に抱き寄せて唇を吸った。
るり子は全身を硬くしていたが、私の舌が彼女歯茎を弄ると閉じていた口を軽く開き、自分から舌を差し入れて私のそれに柔らかく絡めた。

(やっぱりこの女は待っていたんだ)
(平凡に見えてもとっくに男を知っているのかもしれない)

私は安堵と落胆の両方が混じったような気持ちになった。
キスを続けながら着ているものを脱がせていき、ブラジャーショーツだけにしたるり子をベッドに横たえると、夢で見ていたよりやや肉感的な身体がほの白く浮かびあがった。
その時、休日の書店で私を揺さぶった香りが立ち上り、私は今すぐるり子の四肢を縛り、縄が肌に食い込み充血していく様を見たいという欲望で頭がいっぱいになった。

あまりに暴力的なその衝動に慄きながら、私はるり子の両手首を乱暴に掴んで頭の脇で固定し、彼女に覆いかぶさった。
首筋に舌を這わせると、るり子はビクッと震え、小さな溜息をついた。
そのまま頭を下げて、顎でブラジャーを押し下げるようにしながら乳房露出させ、乳首を口に含むと、今度は下唇を噛んで小さく呻いた。どうしたらいいのかわからないようだった。

「我慢しないで声を出していいんだよ」

私がそう言うと、るり子は小さな声で

「うん、、、」

と答えた。
その様子にもしかしてと思い

「初めてなの?」

と聞くと、潤んだ瞳で見つめながらまた黙ってコクリと頷いた。

「どうして初めてなのについて来たりしたの?」

私は少し戸惑いながら尋ねたが、るり子は自分でもよくわからない、という風に困った顔をしただけだった。
それから黙って私の右手を彼女股間に導いた。そこは熱を帯びてしっとりとしており、ショーツの脇からそっと指を入れるとぬるぬると滑った。

「アァッ」

指を割れ目に沈めるとるり子は腰を浮かすようにして声を出した。
ショーツを脱がすと、私を狂わす香りが一層濃くなったように感じた。
私は片手でるり子の両手首を押さえ、顔を見つめながら空いた手でるり子の中心をゆっくりと愛撫した。
るり子は夢で見たのと同じように眉間にしわを寄せて目を閉じ口は軽く開け喘いだ。腰は私の指の動きに合わせて滑らかに動いていた。
白い頬に影を落としている睫毛を見つめながら、私はるり子をどう扱うのがいいだろうと思いを巡らせた。。。


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小さな咳で我にかえった。喉を枯らしたるり子のものだった。
口移しで水を飲ませるととむせてこぼしてしまったので、もっと飲むかと聞くと

「うん、喉乾いた」

と甘えた声で返するり子に、繰り返し水を与えながら、あの日からもう数ヶ月が過ぎたんだなと思った。

私はるり子にゆっくり快楽を覚えさせることに決めて、彼女に会い続けていた。
るり子はいつも大抵は素直に応じたが、時折テスト前だから、という理由で会うことを拒んだ。その時だけ私は彼女がまだ学生、しかも高校生であることを思い出した。
けれども、目の前のるり子は十分に成熟した女だった。

あっという間に快楽に身を委ねることを覚え、何度も絶頂を迎えて体を震わせた。
私のものも躊躇なく咥えるようになった。
嬉々として縛られ、いつまでも私を欲しがり、股の間から涎を流し続けた。
「その先」を懇願されたことも一度や二度ではない。



しかし私はるり子をまだ最後までは抱いていない。。。。


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今夜も読んでいただきましてありがとうございます。
長くてすみません。

このウラログへのコメント

  • 与那国島 2018年10月06日 02:02

    髪……長いんだね。。。 そして…… 礼儀正しい終わり方だ。。。 今日は仕事中に……ヤバイかも おやすみ~♪

  • のりすけ 2018年10月06日 10:25

    わーーーぁ、凄い、勃起してしまう

    何でこれを、朝読んでしまったんだろう・・・

    これから、悶々としながら過ごさないと・・・次回から読みのは夜だね

    これからの展開が楽しみです
    処女、どうなるのかな?

  • makoto 2018年10月06日 15:59

    またまた続きが気になります!
    子供のスイミング待ちなのにヤバい(笑)

  • るりいろ 2018年10月06日 21:17

    > 与那国島さん

    私の髪は長くないです(^.^)

  • るりいろ 2018年10月06日 21:19

    > theworldさん

    かなり絞り出して書いてます(^◇^;)
    応援ありがとうー
    頑張る

  • るりいろ 2018年10月06日 21:21

    > のりすけさん

    露骨なエロ描写がなくても興奮してくれるの嬉しい。
    伝わってるって感じがします。

  • るりいろ 2018年10月06日 21:23

    > makotoさん

    スイミング待ちの時に読むあなたが悪い!笑
    スイミング懐かしい。私もスクール通ってた^_^

  • るりいろ 2018年10月06日 23:11

    > おかけさん

    ざーっと書いて、語順、語尾、単語は最もいいと思えるものに微調整。
    少しの変化で与える印象が変わるんですよね。
    でもアップ後に、あーここなんかまだ…と思うところもあります。深い!

  • マグナム 2018年10月07日 12:04

    ちょっと表現に硬さが感じられました。
    もう少し解した方が良さそうな・・・
    じっくり、ゆっくり、ねっとりと解させてください。

    その後、こちらのモノも解してもらえれば・・・(笑)

  • るりいろ 2018年10月07日 12:12

    > マグナムさん

    あまり性描写を入れたくなかったので。
    あと疲れてしまいました(^_^;)

    もう一本固くする気力は……のこっ…て…な……い バタッ

  • ひろ 2018年10月10日 17:59

    〃私の舌が彼女の歯茎を弄ると閉じていた口を軽く開き
    自分から舌を差し入れて私のそれに柔らかく絡めた〃

    ちょっと個人的にこの描写にすごく興奮しちゃいますw

  • るりいろ 2018年10月11日 00:12

    > ひろさん

    ありがと
    たくさん興奮して下さい^^

  • ビックボス ヨシサマ 2018年10月12日 05:41

    レズビアンですね
    女性らしい性の描写で嫌らしさを感じません
    子宮作家と言われた尼僧瀬戸内寂聴さん並みに作品です
    一度文壇に投稿されてみては如何でしょうか
    桜木紫乃さんもシロートの作家でした

  • るりいろ 2018年10月12日 23:40

    > ヨシサマさん

    褒めすぎです。
    何にも出ませんよ^^
    今夜もうすぐと日付が変わったらすぐに最終話を載せますから、楽しんでいただければと思います。

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